エリア2017-09-29
本州の最西端に位置する山口県。
約1,500キロメートルに及ぶ長い海岸線は水面が輝き、奇麗な海と砂浜が広がります。
温泉で有名な山口県には数多くの温泉地が存在します。
海を眺めながら入れる温泉、山間の空気が澄んだ静かな温泉、レトロな雰囲気が見え隠れする温泉、名物料理が楽しめる温泉…
その数は約50カ所におよびます。ここではその一部を紹介したいと思います。
長門湯本温泉
長門市の音州川沿いにある長門湯本温泉。大規模な旅館が軒を列ね、団体観光客の主要な宿泊地になっています。
音州川には湯女が川下にいる男性に恋をし、想いを伝えるべく川に文を流したという歴史が残っており、恋する湯の街としても有名です。レトロな共同浴場「恩湯」がシンボルとなっています。
俵山温泉
昭和の雰囲気を楽しめるレトロな俵山温泉。
昔ながらの俵山温泉のスタイルを残していることが特徴です。
日帰りでも宿泊でも楽しめる静かな温泉街で、関節痛、神経痛、リマウチなどの療養地として古くから伝えられています。俵山温泉では宿から湯場までは浴衣に下駄、というのが一般的で湯治場の雰囲気を感じることができます。
湯野温泉
夜市川温泉上流の静かな温泉。
山紫水明な環境にあるため、設備の整った老舗旅館が多くあります。
夏目漱石の「坊ちゃん」のモデルとされている弘中又一の出身地で、川沿いには釣りをする坊ちゃんの像があり、温泉にはラジウムが含まれているため、「美人の湯」とも呼ばれています。
川棚温泉
川棚温泉は古くから下関市奥座敷として人々に親しまれてきました。
ラジウム含有量が多く、胃腸痛、風通、糖尿病、高血圧に特に効能があります。
ご当地名物「瓦そば」が人気で温泉に入ったあとのおそばは格別だとか。
泉質やロケーションの異なる温泉地を巡って、美味しい食べ物を堪能できる山口県。
あなたもお気に入りの温泉を見つけて、お仕事で疲れた身体を癒してみませんか?