撮ロジャー・ディーキンス
| 美デニス・ガスナー
1990年に中東へと派兵されたアメリカ海兵隊員、アンソニー・スウォフォードの湾岸戦争体験記『ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白』（2003年出版）を原作としている。, 監督は『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス。一兵士の視点を通し、これまでの戦争映画とは違い、戦闘シーンがほとんど無く、変わった切り口で現代の戦争を描いている。, 尚、表題になっているジャーヘッドとは、海兵隊員の刈り上げた頭がジャー（蓋のついたガラス瓶）のように見える事からつけられた蔑称である。, 代々海兵隊員を輩出してきた家系に生まれ、自身も父と同じ道を歩むべく、1988年に18歳で海兵隊に志願した青年、アンソニー・スウォフォード。, 過酷な訓練を耐え抜き、第7海兵連隊第2大隊司令部中隊付きSTAの前哨狙撃兵として1990年の夏、湾岸戦争の為サウジアラビアへと派遣された。, 使命感に燃える若き海兵隊員たちとアンソニーだったが、派遣先で待っていたのは果てしない砂漠と訓練、そしてひたすら待機する日々だった。, 本作は、映画『１９１７』のサム・メンデス監督とアカデミー賞2020の撮影監督賞受賞したロジャー・ディ―キンスの作品です。因みに私はまだ『１９１７』は観ていません。, 本作は、私は好きな映画です。面白かったです。主人公の気持ちに凄く共感しました。私は。, 元々、私はガンマニアなので戦争映画は好きです。誤解が生じると困りますので、戦争に対しての政治的な発言は致しません。, 本作『ジャーヘッド』は概要欄に記載した通り、戦争映画ですが「戦闘シーン（実践）」はほぼ出てきません。ですので、残虐なシーンなども出てきません。, きっと、サム・メンデス監督は優しいんですよ。今までの作品を観てるとそんな気がします。（あくまで個人的意見です）, 監督はブラックコメディを得意とするサム・メンデスですので、「戦争」という一言では語れないものを彼らしく映画で表現しております。, いくつか前の記事でサム・メンデス監督映画『アメリカン・ビューティー』をUPしましたが、本作も頭のおかしい登場人物だらけです。, 音楽もいいですね。お決まりのトーマス・ニューマンです。誰もが知っている映画ですと『ショーシャンクの空に』です。, グロテスク、残虐なシーンはありませんが、過激で下品な台詞回しやシーンはございます。また、みんな坊主で同じ格好ですので、たまにこれ誰だっけ？事故が私は発生しました。, アメリカ海兵隊の歩兵大隊司令部中隊直属の偵察部隊で、前哨狙撃兵と観測手の2名で構成されたいくつかの班（4-6班）と、それを指揮する下級士官1名で1個小隊として構成される。また、2-3班分の管理は上級下士官によって行われる。STA隊員は、海兵偵察大隊または連隊出身者から編制されます。（wiki参照）, 狙撃兵（スナイパー）は遠くの敵を撃ちます。本作の前哨狙撃兵（スカウトスナイパー）は狙撃以外に敵の「偵察」「観測」「斥候」もします。, 斥候＝本隊の移動に先駆けてその前衛に配置され、進行方面の状況を偵察しつつ敵を警戒する任務をいう。（wiki参照）, 彼らは自分たちの「戦争」が始まる175日前に砂漠に派遣（配置）され、超絶暇な日々を過ごすのです。ひたすら「待つ」のです。訓練校時代も含めば数年です。, 通常の狙撃兵との違いは、一般的な狙撃兵が、遠距離の目標を狙撃するのが主任務なのに対して、前哨狙撃兵は狙撃のみならず、隠密行動で目標に接近、観測や偵察を行う点にある。そのため、高い隠密行動能力が要求される。また、前哨狙撃兵は砲兵の着弾観測員の役割も果たす必要性もあり、砲術についても高い知識を必要とする。（wiki参照）, 上級訓練校の「前哨狙撃兵学校」で共通基準の訓練が行われます。もちろんそのシーンも出てきます。大変そうです。, 映画『アメリカン・ビューティー』の記事でも同じことを書いていることに気が付きました。, 死体も空爆で黒焦げになったイラク市民のみ。主人公がそれを眺めるシーンがあります。自分が殺した死体ではない。静かな死のみです。ゲームで例えると「箱」です。, 本作はよくある派手な戦闘シーンと戦争の残酷さ悲惨さに重点を置いている戦争映画ではありません。, nmeemeekunさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか？, Powered by Hatena Blog 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, 戦場の過酷さを描いたリアル路線の映画といえ『プライベート・ライアン』や『ブラックホーク・ダウン』といった傑作たちを多くの人が思うかべることだろう。銃声や爆発、罵声の飛び交う戦闘や手足を失った兵士のむごたらしさなどを通じて戦争の一側面を垣間見、その悲惨さに反戦を主張するものもいるかもしれない。, ん～～～・・・これ、評価が難しいな・・・久しぶりに見てレビューを書こうとか思ったんだが。。。, アメリカ海兵隊員、アンソニー・スウォフォードの湾岸戦争体験記を元にしたある種のノンフィクション映画。, 上官に一目置かれる兵士がケツ丸出しでバカをやる、それを演じて違和感のないジェイク・ギレンホールにやられました。それはさておき、ケミカルな笑いとリアリティ、どストレートなヒット曲とヒリヒリしたトーマス・ニューマンの音楽、本作はどこをとってもサム・メンデスの美学に満ちています。だから冒頭でフルメタルジャケットそのままをぶちかましておきながら銃弾飛び交う敵との交戦シーンなどほとんど無いわけです。でも湾岸戦争ではハイテク航空兵力が帰趨を決めてしまったことを思えば不自然ではありません。歴史と伝統の海兵隊の荒くれ者たちは真っ先に展開したものの士気を持て余すばかりで、砂漠を行軍中に友軍の航空機に毒づきたくもなろうというものです。そして、帰還兵を乗せてパレードをゆくバスへ（ベトナム帰還兵の）退役軍人が飛び乗ってきて気まずい空気が漂う束の間に、湾岸戦争がかつての海兵隊の戦争ではなかったことに誰もが気づきます。血飛沫と肉片飛び交う戦争ポルノのような作品ではなく、個人的なエピソードと歴史的な俯瞰が調和した見応えのあるドラマです。そしてサム・メンデス印の切なくも詩情あふれる映像と語りと音楽（トム・ウェイツ）に満ちた終章にしびれ、何度も繰り返し見てしまいもはや完全に依存形成されてしまってます。, 新兵の訓練、そして実戦なのだが、ただの演習だけで、一人も殺さず話は終わりです。戦争訓練ゴッコ映画です。, 湾岸戦争ものと言う事で観てみた。海兵隊の訓練シーンは教官の相変わらずの口汚い罵声の嵐。いざ戦場に着いたら、ひたすら待機。やっと、出撃となったら、狙撃は中止。そして、戦争は終わったとさ。やれやれ。お疲れさまでしたね！, ストーリーのリアリティーはなく、激しく高揚する場面もなく、軍隊としての作戦中の行動は現実離れ（制作費？制作者のセンス？）。なので本業さん方が見るのならばBGM程度に見るのが良いかなと。なぜなら、次は、、、次のシーンはどうかなと期待しながら真剣な気持ちで見てると残念な気持ちが蓄積されてきてストレスがたまってきます。, まず一つ言っておこう、これは戦争アクションではない。リアルな戦闘シーンを見たいなら、バンドオブブラザーズとか他の方が挙げているような有名な映画を見るべきです。ただし、戦争映画をよく観るという人は、戦争とはどういうものかを理解するためにも本作を観るべきです。有名な戦争映画では、戦場の無情さ異常さ残酷さと言ったものが描かれますが、本作はそういったことが描かれる作品ではありません。激しい銃撃戦を何日間も続けて気が狂いそうになっている兵士がいれば、戦闘に参加するなく戦争が終わってしまい自分の無力感を味わっている兵士がいる、ということを理解するためにも是非観ることをおすすめします。, 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. おもろいやんけえ……！, 1917行くまえにみたんだけど
アメリカ映画界というのは興味深いところで、戦争が起きるとこぞって愛国心を煽るような映画を作る。 【Netflix（スタンダード）、日本語字幕】, 『ジャーヘッド』サム・メンデス監督作品。若い海兵隊員の湾岸戦争の体験記をもとにした映画。戦闘シーンがないのは知ってたので不満なく鑑賞。トリッキーな演出はなく手堅くまとめた感じで、強烈さはないが好印象は残った。, 『ジャーヘッド』登場人物達は戦争に来てるのに戦闘に参加できなくて欲求不満、見ている方は戦争映画を見に来てるのに戦闘シーンがなくて欲求不満となかなかの体感映画。終戦の砂漠のパーティシーンがモヤモヤしたやり切れなさを表しててグッド。, 『ジャーヘッド』鑑賞。日常系戦争映画。ひりつくような緊張感ではなく、また違った緊張感のある映画だった。, 『ジャーヘッド』わたしの好きな戦争映画はM*A*S*H 次いでフルメタルジャケット。これは3本の指に入ります。ピーター・サースガードがよかったです、あと音楽と画がいい。油田の炎に照らされた夜の砂漠が幻想的。突然現れる馬のシーンが好き。, 『ジャーヘッド』フルメタル・ジャケット、地獄の黙示録、ディア・ハンター。湾岸戦争を描きながらベトナム映画を引用する本作。時代と戦場の推移、そこにある狂気の推移を示唆してみせる。サム・メンデスさすがの画造りと、ジレンホール義兄弟熱演の秀作。, 『ジャーヘッド』空からの攻撃で炭化している死体が砂漠に転がっている。新兵が一度も銃を撃つ事なく終わった湾岸戦争は、これまでの戦争との違いを兵士の目線でリアルに伝えてくれる。砂漠のシーンは美しい。, 『ジャーヘッド』戦争映画でありながら戦闘シーンはなく兵士の日常と戦意、そして芽生える友情を巧みな演出で描いている。従来のものとは違った観点から戦争というものを考えさせられた。当時ニュースで見ていた湾岸戦争を身近に感じる映画。, 2005
], 『ジャーヘッド』
前半で寝た
後半良いじゃんか！
[ Unknown copyright. 『ジャーヘッド』55点 （100点満点中） いまさら湾岸戦争か、という気持ちにはなれど. ディーキンスってる！！, 『ジャーヘッド』戦場に行くも戦争しない。戦場での兵士の生活が中心で、なんかのほほ～んとしてる作品。でも、どこかで戦闘があったという緊迫感はいつも漂ってる感じ。ノリや雰囲気はスリーキングスに似てる。クリス・クーパーの存在がピリリと効いている。. ▼2/16/20鑑賞
Amazon.com で、ジャーヘッド (字幕版) の役立つカスタマーレビューとレビュー評価をご覧ください。ユーザーの皆様からの正直で公平な製品レビューをお読みください。 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, このページは JavaScript が有効になっている場合に最適に機能します。それを無効にすると、いくつかの機能が無効になる、または欠如する可能性があります。それでも製品のすべてのカスタマーレビューを表示することは可能です。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 ... 『ジャーヘッド』登場人物達は戦争に来てるのに戦闘に参加できなくて欲求不満、見ている方は戦争映画を見に来てるのに戦闘シーンがなくて欲求不満となかなかの体 … 映画「ジャーヘッド 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。ジャーヘッド のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。この映画のカテゴリーは ヒューマンドラマ です。 ジャーヘッドとは海兵隊独特の刈り上げた帽子のような頭を呼ぶ愛称（蔑称）であり、このタイトルどおり、本作は戦争映画と言うよりは、湾岸戦争での海兵隊の厳しくも愚かしい日常を描く、コメディタッチのヒューマンドラマ。
Informational purposes only. ブログを報告する. Image not used for profit. 監サム・メンデス
音トーマス・ニューマン
ジャーヘッド みんなの感想／評価. 尚、表題になっているジャーヘッドとは、海兵隊員の刈り上げた頭がジャー（蓋のついたガラス瓶）のように見える事からつけられた蔑称… ︎認知の歪みが映画評価する ︎
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