アメリカのこの決定が今、世界中を巻き込む大ニュースになっています。 しかし、「イラン核合意」と言われてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。そんな「イラン核合意」の中身と、アメリカの離脱の背景・影響についてざっくり解説しました。 アメリカとイランは昔から対立関係に ありました。 その原因はアメリカがイランの石油の 利益を吸い上げていた過去があった為 であると言えます。 しかし、オバマ大統領の時代に アメリカとイランの関係は一時的に 改善していたのです。 その関係を再び悪化させたのは、 現大統領のトランプ氏、 ポンペイオ国務長官と ボルトン大統領補佐官でした。 更に詳しい内容をわかりやすく 本記事で説明します! トランプ大統領が現地時間9月19日、NYの国連本部の総会で演説しました。トップニュースで詳しく報じられているので、私などが繰り返す必要はないです。 アメリカ国務省は先週、昨年1年間のテロ活動に関する国別報告書を発表した。報告書では、イランが2018年に「世界最大のテロ支援国家」だったと書かれている。またテロ支援国家として、イランの緊密な同盟国シリアもリストに載せてある。, 報告書は2018年におけるイランの活動に焦点を当ててはいるが、イランによるテロ活動支援が大幅に急増しているため、今年どう変化したかを検証するのは重要だ。, イラン政府は2019年に中東での多数のテロおよび社会混乱を招く行為に関与した結果、国際社会より制裁を受けた。この中にはホルムズ海峡を通過する船舶への航路妨害行為も含まれる。イギリス船籍「ステナ・インペロ」がイラン革命防衛隊により拿捕され、さらに4隻が攻撃された。サウジ船籍の石油タンカー2隻・ノルウェー船籍が1隻・アラブ首長国連邦(UAE)船籍1隻で、4隻ともUAEの領海内に停泊していた。, さらにイランは武器の密輸を継続しており、イエメンのフーシ派・ヒズボラ・「カタイブ・ヒズボラ」を含むイラクのシーア派武装集団などの傘下組織に対し、軍事・資金・情報・顧問団派遣といった面で支援を続けている。これを受け破壊活動は増加傾向にあり、サウジアラビア国内の民間人を標的にしたフーシ派によるロケット弾発射、シリア領内で活動する何千人単位の地上部隊、イランが資金援助するハマスによるイスラエル南部への定期的なロケット弾攻撃がある。, たとえば、4月2日 / 8日、5月20日、6月20日 / 30日の計5回、サウジアラビア軍は、イランの支援するフーシ派が民間人を狙って飛ばしたドローン(無人機)やミサイルを迎撃した。5月14日には、フーシ派が飛ばしたドローンにより首都リヤド近くの石油パイプライン施設2カ所が攻撃を受け被害が発生した。6月12日と同23日にはアブハ国際空港が標的となり、民間人1名が死亡、40名以上が負傷した。8月25日には、フーシ派が弾道ミサイル10発をジザン地方空港に向け発射し、数十名の死傷者が出た。, 最後に、フーシ派は9月14日のアブカイクとフライスにある石油生産プラントを狙った大規模なドローン・ミサイル攻撃も自らが実行したと主張したが、実際にはイラン政府が糸を引いていたとの疑いが濃厚だ。マイク・ポンペオ米国務長官はこう述べた。「サウジアラビアに対するおよそ100回に渡る攻撃の背後にいるのはイラン政府だが、ハッサン・ロウハニ大統領とモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は外交交渉をする振りをして世界を欺いている。 事態の鎮静化を求める声が高まる中、イランはとうとう世界のエネルギー供給源に対し前例のない規模の攻撃を開始している。イエメンから攻撃が行われたという証拠はない」, イランが地域の安定を損なう行動を取った結果、湾岸諸国6カ国が最近アメリカと歩調をそろえてイランが関与する複数の組織に対し制裁を課した。, 一方伝えられるところによれば、イラン政府は依然としてテロ組織アルカイダの構成員を保護しており、湾岸諸国における活動を援助しているという。, しかし、イランによるテロ・違法・挑発行為は中東に限った話ではない。ヨーロッパでのテロ活動が続いているため、EU(欧州連合)はイラン関係先に対し再び制裁を課し、イラン政府をテロ支援国家と非難するに至った。EU理事会は、1月に前例のない決定を下した。「全加盟国の満場一致による賛成を得て、テロ行為に関わる個人・組織のEU認定リストに、組織1つと個人2名を追加した。イランの反体制組織、ムジャヒディン・ハルクの集会に対する攻撃未遂事件を受けたものだ」と宣言した。, 2015年に核合意に至ったことを理由に、それまでEUは対イラン制裁に反対していた。しかし、EU域内でイラン政府が破壊活動を行ったため、最終的にはイランに圧力をかけることとなった。イラン政府がヨーロッパでのテロ・破壊活動を取り締まらない場合、「さらなる制裁の可能性を排除できない」と、オランダのシュテフ・ブロック外相も警告した。, さらに、イランが商業便を隠れみのにして中東の戦闘地帯に軍事装備と人員を輸送しているとの報告を受け、イタリア政府は先週、12月中旬から国内でイランのマーハーン航空に営業禁止処分を課すと発表した。ドイツとフランス政府も今年、マーハーン航空旅客機の運行を禁止した。, アルバニアでは先月、アルディ・ヴェリュー警察庁長官がイラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」と関連するテロ細胞の活動を治安機関が突き止めたことを明らかにした。ヴェリュー長官によると、アルバニア国内でイランのスパイによりテロ攻撃が計画されていたが3月に阻止したという。, 最後に、イランは2019年に外国政府や民間企業に対し行われた大規模なサイバー攻撃を裏で操っていた。, 今年、イランとイランが支援するテロ組織によるテロ活動が大幅に急増している。これは国際社会への警告と受け取るべき問題であり、世界各国の指導者にはイランの体制に責任を問う義務がある。, マジッド・ラフィザデ博士は、ハーバード大卒のイラン系アメリカ人政治学者。博士はイランと米国の外交政策に関する第一人者で、ビジネスマンでもあり、国際アメリカ評議会の会長でもある。Twitterアカウント:@Dr_Rafizadeh, © 2020 SAUDI RESEARCH & PUBLISHING COMPANY、利用規約に従い、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を禁止します。, 次期首相と目される日本の菅氏、COVID-19の痛み緩和のための給付金追加もあり得ると発言. この年に起きた イ ラン革命から対立 が始まりました ただし、それはあくまで国家体制が崩壊するという意味であって、中国自体が無くなってしまうという話ではないとも、断っています。 中東大戦→新中東秩序、そしてレヴァントの覇者「大イスラエル」が誕生する. 2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う 2017/10/14 テロ・紛争・戦争・崩壊 , 中東・アフリカ , 欧米・ロシア・その他 昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上 … 衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は何か? 私の言葉はあまり信じすぎないほうがいいと思います。(笑), 中東5記事 アメリカ軍は3日、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を、イラクの首都バグダッドで無人機攻撃によって殺害した。 イランは激しく反発して、アメリカへの報復を予告し、トランプ政権も中東に兵士3000人を派遣する予定だと報じられている。 W... 私はこれまで当サイトで「中国は崩壊する」と予測してきました。 ", 【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合は、Japan In-depthのサイト, ものの、冷戦終結とほぼ時を同じくして発生した1990年のイラクによるクウェイト侵攻以降の混乱は、シリア内戦並びにイエメン内戦への各国の介入、, シリアでは、昨年末までにアサド政権により大衆蜂起はほぼ制圧された。残る武装勢力の争いは、元来、イラクとトルコの影響力の強いユーフラテス川東部及び北部のイドリブ県を舞台とすることになった。イドリブは、米国の影響力後退を受け、ソチ合意で危うい停戦が保たれている, 写真)イラン、ロシア、トルコの各国首脳 左から露プーチン大統領、イランロウハニ大統領、トルコエルドアン大統領, そのイスラエルは、トランプ政権、特にクシュナー米大統領上級顧問及びジェルサレムに移転した大使館の主たるフリードマン大使の影響力が強く見られる米国の後押しを受け、占領地の法的地位の変更、入植地の拡大、海岸部の壁等に代表されるガザ地区封じ込め等を進めてきた。アラブ・中東諸国の分断やジェルサレムへの大使館移転に踏み切る国の増加、パレスチナ人難民支援の国連機関UNRWAに対する米国の資金提供凍結等もあり、このままでは, 写真)米の在イスラエル大使館エルサレムへの移転式典に出席するクシュナー米大統領上級顧問と妻のイバンカ大統領補佐官、イスラエルネタニヤフ首相(左)2018年5月14日, とも言われている。対中政策、対北朝鮮政策等の進展次第では、トランプ政権がパレスチナ問題で得点を得ようと舵を切る可能性は否定できない。その場合、パレスチナ人はアラブ諸国からの伝統的な支援を得られずに孤立無援に陥る可能性もあり、将来に向けた禍根を残すかもしれない。, である。トランプ政権では発足以来、多くの異動が見られているが、それでも共通点は「イラン嫌いがそろっていること」で、嫌イラン政策を止める要人は見当たらない。確かに、イランとの勢力均衡を保ち続けてきたアラブの「東岸の雄」サッダーム政権がいなくなり、イラクにイランの影響力が伸長、シリアにおいてもアサド政権がイランに大きく依存、イエメンでもサウディの冒険政策がイランの存在感を強め、さらにはISに抵抗する上でイランの後ろ盾を必要とした国もあり、結果として, 本年イランは、経済制裁の深刻な影響に直面しながらも、制裁解除に向け、イラク、レバノン、, また、昨年のトルコにおけるサウディ人ジャーナリスト、ハーショグジー(カショギ)氏殺害事件は、湾岸王政の非人道性や不思議さを世界に暴露したが、その後もアラブ首長国連邦やバハレーン等での人権問題が報道されており、油価の低迷による経済問題と共に、, である。かつてのように、中東の不安定が第三次世界大戦の火元とみられる時代は終わった。中東の不安定が油価を急激に押し上げ、世界経済を恐慌に導く可能性も少なくなった。しかし、, に十分なインパクトを有しており、それはとりもなおさず、中東以外にも伝播することを忘れてはならない。. Cozy up! この辺のところをきっちり解説している識者を見たことがないが、これは北朝鮮の現体制に... 北朝鮮が日本に向けて(核)ミサイルを発射すれば、一般の日本人が犠牲になる。 イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「アメリカには認識の転換、口調の変更、そして誤った道からの回帰という3大変化が急務である」と語りました。 トランプ大統領が、なぜ北朝鮮を潰さなければいけないか良く分かりました。 今月8日、トランプ米大統領はイラン核合意からの離脱を表明しました。アメリカのこの決定が今、世界中を巻き込む大ニュースになっています。, しかし、「イラン核合意」と言われてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。そんな「イラン核合意」の中身と、アメリカの離脱の背景・影響についてざっくり解説しました。, イラン核合意とは、イランの核開発を縮小するための包括的共同作業計画のことです。2015年にアメリカのオバマ大統領(当時)が取りまとめ、6つの大国(アメリカ、中国、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ)と当事国イランが合意しました。, イラン核合意の意義は、短期的にイランの核保有を防ぐことです。核軍縮をイランが受け入れる代わりに、イランに対する西洋諸国の経済制裁を解除してもらうことを目的としていました。加えてこの合意は中東諸国の核開発を防ぐ機能も持ち、この合意が中東情勢の安定に寄与する側面も持っていました。, しかし、トランプ米大統領は先日、国際社会の約束事項であるこの合意から離脱すると発表しました。トランプ大統領は以前からこの合意について「合意がイランの核武装の道を完全にふさいだわけではない」と批判しており、ついに行動に踏み切った格好です。アメリカにとってイランは、冷戦期から続く因縁の敵国同士。ここでイランに強硬な態度をとることで「強アメリカ」を米国民に見せ、支持率を高めようとする狙いがあるようです。しかし、離脱の影響は大きく、核拡散を懸念する声が高まっています。, イラン核合意をめぐり、国際情勢は合意支持派と合意反対派で二分されました。宗教的にも政治的にもイランのライバルであるサウジアラビアとイスラエルは今回もイランと敵対しており、そこにアメリカが入ってきた格好です。一方、アメリカ以外の調印国は変わらず支持し、世界中の核開発を監視する国際組織IAEA(国際原子力機関)もイランは核合意を遵守していると主張しています。, 日本も決して、対岸の火事ではありません。原油の値段が高騰し、私たちの日常生活にも大きな影響が出る可能性があります。世界屈指の産油国であるイラン。そこで政治的に混乱は、石油の供給や価格に直接的な影響を与えます。例えば、イランに経済制裁の一環として「石油の輸出制限」が課されてしまうと石油が十分に供給されなくなり、価格は高騰してしまいますよね。既に原油価格は上昇の兆しを見せており、石油に大きく依存している日本経済は大打撃を受けるでしょう。今後の動向に注目です。, 出典1:米離脱、中東混迷 イラン核合意:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30263210Z00C18A5MM8000/, 出典2:イラン核合意 開発制限、見返りに制裁解除:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30290960Q8A510C1EA2000/, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00, 忙しい現代人の朝に最適な情報をお送りするニュース情報番組。多彩なコメンテーターと朝から熱いディスカッション!ニュースに対するあなたのご意見(リスナーズオピニオン)をお待ちしています。, 当ウェブサイトに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 長い間対立関係があることはわかりましたが、ではなぜいま再び話題となっているのでしょうか, それは1月2日夜に、アメリカがイランそして中東で最も強力な軍人の1人を殺害したことが原因でした, この人物はアメリカでは”テロリスト”として見られていますが、イランの保守派・アメリカに批判的な人々からは支持されている人物でした, 「彼はイラクだけでも600人以上のアメリカ兵士、そして多くの連合軍やイラクの仲間や、シリアなどの他の国でも人々の命を奪った武器、爆発物、発射物、軍需物資の提供をした重要人物だ 」と話されています, トランプ大統領の発言によると、「ソレイマニ司令官が間もなく邪悪な攻撃を実行しようと計画していたから」と話しています, 流石にこのコメントでは納得がされず、アメリカが戦争を始めようとしているという批判がされましたが、, 彼らはとても優れた人々で素晴らしい伝統があり、限りない可能性を秘めている。政権の変化を求めているわけではない, ただしこの発言への理解はされず、1月8日にイラン側からミサイルが撃ち込まれ、現状の緊迫した状況が続いています, 実は、アメリカのソレイマニ殺害によりイラン側がアクションを起こすことは想定内だったそうです, 今後の動きについて専門家は、イランは全面的に戦争になるような行動には出ないとみている、とコメントしています, というのも、イラン側は全面的な戦争には勝てないことを理解しており、戦争を起こすことはソレイマニ司令官の死よりも悲惨のことになることを知っているからだそうです, この”米国の同盟国”というのに日本は含まれるため、今回のアメリカ・イランの事件はとても重要な事件であることがわかります, 全面的な戦争にはならないと予測されているものの、日本には米軍基地があるため、この警告によりさらに緊張感が高まったといえます, 特に日本にある米軍基地の約70%を占める沖縄や、米軍基地の5%がある東京は、これからのアメリカの動きを次第で十分に被害が及ぶ可能性があります, これからのアメリカの行動に注視し、戦争を起こさないためにも国民である私たちが声を上げる必要性が高まっています, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, https://garutoku.com/wp-content/uploads/2019/08/ガルとく!-2.png, 本日10月28日に、App Storeで提供されているアプリから「トロイの木馬」の感染している17個のアプリが発表されました By - NEWS ONLINE 編集部 しかし、本来「戦争」は「戦闘」よりも広い概念である。 アメリカvsイラン全面対決へ ~2019年を占う~【中東】 「9条改正のキーワードは“我が国にとって”」大野元裕参議院議員【憲法改正論】 エルサレム首都移転、実現可能性に疑問 大野元裕参議院議員 ©Copyright2020 POTETO Media.All Rights Reserved.  更新:2020-01-10, ニッポン放送「飯田浩司のOK! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 2017/10/14 同じ犠牲者でも、市民と軍人では政治的意味が違ってきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); copyright2014-"ABE,Inc. 第二次大戦後の世界秩序は2017年でおしまい。 Takaaki Yamada. 11月8日の米大統領選挙は共和党候補のドナルド・トランプ氏が制しました。 今年もよろしくお願いします。 実はアメリカとイランが対立をしているのは、今から40年ほど前である1978年からなんです. 2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う 2017/10/14 テロ・紛争・戦争・崩壊 , 中東・アフリカ , 欧米・ロシア・その他 昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上 … 1月8日、日本時間の午前7時半ごろに、イランがアメリカ軍に対し弾道ミサイルを発射したことが明らかになりました, アメリカ側で被害者はいない、イラン側で死亡者80人とのとの報道で、かなり緊張感が高まっている状態です, 実はアメリカとイランが対立をしているのは、今から40年ほど前である1978年からなんです, 国民が王政に反乱を起こし、王政が廃止され、イスラムの教えに基づいた国づくりが目指された, なぜこれがアメリカと関係があるのかというと、国民の反乱理由を知ることで見えてきます, ここからイランは王政が廃止されイスラム原理主義の国になり、これまで友好的な関係を築いてきたアメリカとの関係は悪化してしまいます, イラン革命のトップを熱狂的に慕う若者たちが、「我々の敵アメリカを倒せ」とアメリカ大使館に突入し、大使館員を人質にとって大使館を占領した事件. 現代中国では「超限戦」といって数十種類もの手段を... トランプ大統領が難民受け入れを一定期間、全面凍結する大統領令に署名したことが波紋を広げている。しかも、米国にとって有害となりうる国の国民に対しては、ビザ発給を90日間停止するという。その入国禁止措置の対象となるのはシリア、イエメン、スーダン... 毎回楽しみに読んでいます! 残酷なシリア焦土化の背景――ISを操る米・サウジと宗派内戦を煽るシオニスト また、北朝鮮の工作員が何百人か、何千人か分かりませんが、日本に潜伏済みです。有事の後方かく乱な... 9月3日の北朝鮮の6回目の核実験(水爆級)を受けて、マティス国防長官らと国家安全保障会議(NSC)を開いて対応を協議したトランプ大統領は、会議終了直後、記者団から「大統領、北朝鮮を攻撃しますか?」と尋ねられると、次のように答えた。 2014 All rights reserved.No reproduction or republication without written permission. アメリカとイランの対立理由. 名前から見ると「検索のできるChrom ….  …, (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push …, 犬の爪も人間と同様、放置されているとどんどん伸びていきます。伸びたまま放置しておくと肉球に刺さってしまうことも... さて、私は前回「北朝鮮は最初から完全非核化する気はない」と書いたが、これまで一貫して説明してきたように、そもそも莫大な見返りもなしに「できない」のだ。 2018年度から新秩序が確立されるまでの過渡期に突入する ただ、私はあくまで一ライターであって専門家ではありませんので、 アメリカ国務省は先週、昨年1年間のテロ活動に関する国別報告書を発表した。報告書では、イランが2018年に「世界最大のテロ支援国家」だったと書かれている。またテロ支援国家として、イランの緊密な同盟国シリアもリストに載せてある。 そして、そのキッカケとして以下のことを予測... 明けまして、おめでとうございます。 過渡期というのは、古い社会の崩壊と新しい社会の芽吹きとが同時進行するカオスの時代で... 2016年8月24日未明、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行った。ミサイルは約500キロも飛んで日本海に落下したという。先立つ4月の実験の記録写真や映像については合成との指摘もあったが、これで疑う余地はなくなったわけだ... 今日、歴史では、現地時間1941年12月7日、日本軍が真珠湾を奇襲攻撃したことをもって正式に英米と開戦したことになっている。 Cozy up!」(1月6日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。アメリカ軍がイランのソレイマニ司令官を殺害したニュースについて解説した。, ソレイマニ司令官の殺害を1面で大きく報じるイラン各紙=2020年1月4日(共同) 写真提供:共同通信社, アメリカ軍は3日、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を、イラクの首都バグダッドで無人機攻撃によって殺害した。イランは激しく反発して、アメリカへの報復を予告し、トランプ政権も中東に兵士3000人を派遣する予定だと報じられている。, 飯田)ロイター通信の速報によると、バグダッド中心部の旧米軍管理区域(グリーンゾーン)で5日、2発のロケット弾が撃ち込まれたということです。区域近くの着弾も含めて、バグダッドで計3発のロケット弾が着弾。イランの報復が始まったのか、と報じられています。, 軍事演習に参加した、革命防衛隊の海軍コマンド部隊(イスラム革命防衛隊-Wikipediaより), 須田)日本では「アメリカ、またはアメリカ軍が戦争をしかけた」というような報道がありますが、それは誤りだということを大前提として理解していただきたい。いまイラク国内には、カタイブ・ヒズボラというシーア派武装組織があります。これがイランの革命防衛隊によって支援されています。イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官が、なぜイラクにいたのかということを理解しなければいけません。つまり、支援したのです。, 須田)カタイブ・ヒズボラは11月と12月の2ヵ月間で、米軍施設とアメリカ大使館に対して11回の攻撃を仕掛けていたのです。本来ならば国際法に違反していますから、イラクの警察や軍が対処・防衛しなければならない義務を負っているのですが、イラクの警察も軍もまったく無反応だった。これに対してアメリカは常々警告を発し、「安全を保障するのはイラクサイドであって、我々ではない」ということも重ねて言っていました。ところがイラクサイドが動かないものだから、2ヵ月間我慢していたのですが、12月29日にカタイブ・ヒズボラへの攻撃をトランプ大統領が決定した。そこに、イランのソレイマニ司令官がいた…こういう前提を理解しないと、「またアメリカがとんでもないことをしでかした」ということになってしまいます。「イラクの警察・軍が機能していないから、アメリカは自衛のためにやった」というのが、国際的な理解だと考えていいと思います。ただ、アメリカ国内の世論も割れていて、大統領選挙を意識しているために「これはトランプ大統領攻撃に使える」と、CNNなどのメディアは批判を強めています。ここの本質を見極めないと、何が起こっているのかを理解できないと思います。, 飯田)在外公館の安全を確保することは、外交に関するウィーン条約で国際的にも決まっていて、基本的にはその国に責任がある。, 米軍、中東に3千人増派へ イランのソレイマニ司令官殺害について話すトランプ米大統領=2020年1月3日、米南部フロリダ州(ロイター=共同) 写真提供:共同通信社, 須田)それが義務を果たしてくれないものだから、致し方なく攻撃を仕掛けたということを考えれば、次の展開としては、アメリカとイランの革命防衛隊も含めて全面戦争につながって行くかというと、そうはならないだろうというのが私の読みです。アメリカの若者の血が流されるという状況になると、アメリカ国内の世論が批判的になりますから、トランプ大統領としても、11月に大統領選挙を控えているなかで戦争はしたくありません。イランにとっても同じです。イラン国内も、大規模な反政府デモが相次いでいます。, 須田)10月からの反政府デモで、319人が死亡という状況になっています。イランの若い人たちによる、体制をチェンジしようという動きです。失業率が10%を超え、インフレ率が30%に届き、そこにガソリン価格の値上げという経済的要因から、とうとう怒りに火がついてしまった。イランはイスラム原理主義によって、完全にコントロールされていると理解されているのですが、そうではない。イランの普通の国民は、それほどイスラム教に対して信心深い状況ではありません。パフラヴィー体制を打ち崩したイスラム原理主義の人たちが権力を握っているものだから、そこが全部掌握しているかと言えば、必ずしもそうではない。経済的な逼迫を受けて、若いイラン国民を中心に、体制を転覆させるような要求をするデモが起こっています。国内にそれほどの波乱要因を抱えているなかで、イランとてアメリカと戦争をできるだけの体制は整っていません。, 飯田)ことによると、第三次大戦ではないか、ということを報じるメディアも日本国内にありますが、冷静に状況を見れば、両国にそんな余裕はなさそうだということですね。, 須田)冷静に見なくても、何が起こっているか確認すればすぐにわかるはずです。どうしてそういう報道になるのか。, 飯田浩司のOK! 本来、ドル紙幣とはアメリカのFRBが発行する自国紙幣にすぎない。だが、アメリカの国璽が印刷された紙がそのまま事実上の「世界通貨」としても通用... 私はかねてから次の持論を掲げてきました。 ところで、年明け早々、風雲急を告げる状況になってきました。 なぜ欧米・ユダヤとイランは激突不可避なのか? その構造を明らかにする! 北朝鮮を潰す=イランを弱体化させる=イスラエルを守る, ありがとうございます。 先日、トランプの命令で米軍がイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官の乗った車両を空爆して同氏を殺害し... このドル基軸通貨体制こそ、アメリカが第二次大戦の戦勝によって獲得した最大の利権に他ならない。 早くも7月の時点で、中西部の票田の動きなどを読んで「トランプ勝利」を断言し、警鐘を鳴らしていたマイケル・ムーア監督には脱帽せざるを... 第四に米政府がイスラエルに対して2019年から史上最大規模の軍事援助を行うと約束していること、, 2021年1月に就任する米大統領は「対ロ戦争≒第三次世界大戦」を戦い抜くためのリーダー. https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30263210Z00C18A5MM8000/, https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30290960Q8A510C1EA2000/. しかし、日本人の関心は北朝鮮問題に偏っていて、その色眼鏡で演説を見てしまうと、本質を逃... みなさん、こんにちは。 アメリカvsイラン全面対決へ ~2019年を占う~【中東】 「9条改正のキーワードは“我が国にとって”」大野元裕参議院議員【憲法改正論】 エルサレム首都移転、実現可能性に疑問 大野元裕参 … 石油の支配権をめぐる戦いと欧米エリートが中東に攻撃的な本当の理由  公開:2020-01-06 テロ・紛争・戦争・崩壊, 中東・アフリカ, 欧米・ロシア・その他, 昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上げていました。ただし、北朝鮮関連ではなく、米大統領がいかに口を極めてイランを非難していたかという内容でした。, 欧米六カ国とイランによる2015年の「イラン核合意」について、トランプは「合意を認めない」と宣言した。「イランが順守していると認めない」と議会に通知することで、制裁の是非は議会にゆだねた格好。共和党はイランへの制裁に前向きです。, トランプは、イランが独裁政権であること、テロを支援していること、イスラエルの安全保障を脅かしていること、北朝鮮と取引していることなどを非難しました。, また、同時に米財務省が、イラン革命防衛隊に対して、米国内の資産没収、取引の禁止などの制裁措置を発表しました。これはいつも「対戦国」にやる措置です。, この記事は、「マッドマックス2」から“使えそうな画像”とかを探さなければ、もう一日か二日、早くアップできたんですが、ともあれ次のように締めくくりました。, ヒラリー落選で、シリアを舞台とした米ロ代理戦争のリスクは低下するでしょう。トランプ自身も、ロシアとのデスマッチは回避したいと考えているようです。(略), ところが、その異常な親イスラエル姿勢によって、その代わり「イスラエル対イランのデスマッチ」という旧来型の国家対国家の戦争が勃発するリスクが高まる。(略), しかも、結局は、アメリカはイスラエルに、ロシアはイラン側につく。すると、やはり両者のホットウォーへと繋がる可能性がある。, しかも、一説によると、米国内に2~3割もいるという福音派(聖書に忠実なキリスト教徒)がトランプを熱心に支えているともいう。, イスラエルを身内と考える大統領が、聖書主義者たちの集団をバックにして中東での「聖戦」に突っ込んでいく・・・・この既視感。, ちなみに、イスラエル建国は「エゼキエル書37章」のストーリーをなぞったものです。それを成功させたのがロスチャイルド家ですから、「第二のモーセ」なんですね。, 誤解がないように言っておきますが、私が上の記事を書いた時には、先行記事が一切ありませんでした。, 上の「4項目」は、今でこそ見慣れたリストですが、それをいち早くまとめ上げ、トランプ大統領のせいで中東戦争が起きると指摘したのは、私が日本で最初だと思います。海外のメディアでさえ、私より後だったはずです。, ただ、そうやって先陣きって独創的な記事を書いても、後追いの人たちは私から黙ってエッセンスを抜いていくだけ。そういう人は、検索すれば私の記事が真っ先に出て来るわけだから、楽でいい。私は他人の情報を引用する時は出典しますけどね。, 読者もまた先駆者を評価しません。後追いの記事に大量の「いいね」を付けるが、最初の記事には一切付けない。だから今では、検索すると、私の記事のほうが後ろに出て来るという(笑)。正当な評価が得られないのは残念なことです。, まあ、種明かしすると、第三次世界大戦へと至るアウトラインは、かなり以前に掴んでいたので、トランプでなくとも「中東戦争ガー」と書いていたと思いますけど(笑)。, トランプは、戦争政策に関してはおおむね「影の政府」と軌を一にしていますが、TPPやパリ協定といったグローバル化や内政面に関しては、もろに衝突している。, 彼はロシアとだけは戦争したくない。この8月、「対ロシア制裁強化法案」への署名を嫌々強いられましたが、それでも絶対に対ロ戦争はやりたくない。, だが、私の見方が正しければ、2021年1月に就任する米大統領は「対ロ戦争≒第三次世界大戦」を戦い抜くためのリーダーでなければならないはず。, だから、トランプは長くても、この一期だけでしょう。この時期の大統領の役割は、北朝鮮とイランを片付けるだけです。ヒラリーだったら二期目の大統領もありえたと思いますが、2021年1月からの大統領は、絶対にトランプではありえない。, 私も誰かは分からない。マイク・ペンスかもしれません。彼はエヴァンジェリカル(福音派)なんですね。彼らなら対イラン戦から務まるので、トランプに代えてもいい。, その前に、2018年、プーチンが再選する。彼は2021年の米新大統領に失望することでしょう。そして開戦を決意する・・・この流れが一番怖い。, 2020年末までに、ロシアは戦略核兵器の最新バージョンへのアップグレードを終える。プーチンにとって、それから数年以内が「勝機」となります。, 実は、私が北朝鮮問題を詳しく分析し、予測してみせる理由の一つは、この絡みなんですね。世間に実力を見せ付けねばならない。なぜなら、そういう実績があってはじめて人々は、ロシアに関する私の警告を聞いてくれるからです。, 私を「見つけた」読者の人たちは幸運かもしれない。なぜなら、助かる確率がぐっと高くなる。私は、本当に危ない時は、ちゃんと書きますので、都市から逃げてください。, それにしても、グーグルは気持ち悪い。なぜか最近になって、私自身も忘れていた1年前の過去記事をサイドに挙げ始めた。なんで「今」挙げるかねえ・・。, イスラエル, イラン, イラン核合意, エゼキエル書, シオニスト, トランプ, プーチン, 中東戦争, 影の政府, 第三次世界大戦 そんな怪 …, 12日の朝は「ZOZOタウン」を経営するZOZOをヤフーが買収する方針だという話で持ち切りです。内容は、株式公開買い付けで子会社を目 …, 今現在トレンドに上がっているChromeアプリですが、記事を読んでもよくわからず... 【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合は、Japan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=43566でお読みください。】, 2018年も、中東は安定に至らなかった。イスラーム国(IS)の影響力は大きく後退したものの、冷戦終結とほぼ時を同じくして発生した1990年のイラクによるクウェイト侵攻以降の混乱は、シリア内戦並びにイエメン内戦への各国の介入、トランプ米大統領政権による過度なイスラエル寄りの政策によるアラブ域内の分断や対イラン強硬政策、湾岸諸国間の対立などにより増幅された。, このような混乱は、残念ながら2019年も継続する可能性の方が高い。昨年末にトランプ大統領が2000名の駐シリア米軍撤退を表明し、国内においてはマティス国防相辞任、外においては、すでに大きく後退していた米国のシリアでの役割の終結を決定づけた。, シリアでは、昨年末までにアサド政権により大衆蜂起はほぼ制圧された。残る武装勢力の争いは、元来、イラクとトルコの影響力の強いユーフラテス川東部及び北部のイドリブ県を舞台とすることになった。イドリブは、米国の影響力後退を受け、ソチ合意で危うい停戦が保たれているイラン・ロシア・トルコの関係次第では戦闘に発展する可能性がある。, 写真)イラン、ロシア、トルコの各国首脳 左から露プーチン大統領、イランロウハニ大統領、トルコエルドアン大統領 出典)Twitter : Fars News Agency, 4か月後に完結とも言われる米軍撤退を受けてシリア北東部では、米軍の支援を受けてISと戦ってきたクルド勢力に対し、トルコが掃討作戦の準備を進めている。これに対し、クルド側はアサド政権の庇護を求めているようだ。米国との綱引きの道具にするため、イランはアサド政権を後押しする可能性があるが、トルコとの紛争リスクをアサド政権が負うかは疑問である。, 写真)シリア北東部ハサカに展開する米軍とクルド人民防衛隊 2017年5月 出典)Qasioun News Agency (Public Domain), またイランは、シリア国内で直接米国と取引する機会を逸した感もあるが、シリア国内のイラン系部隊及びレバノンのヒズボッラーを利用して、イスラエルに隣接するゴラン高原での活動を活発化させることにより、イスラエルを刺激することで米国に対するレバレッジを確保しようとするかもしれない。, そのイスラエルは、トランプ政権、特にクシュナー米大統領上級顧問及びジェルサレムに移転した大使館の主たるフリードマン大使の影響力が強く見られる米国の後押しを受け、占領地の法的地位の変更、入植地の拡大、海岸部の壁等に代表されるガザ地区封じ込め等を進めてきた。アラブ・中東諸国の分断やジェルサレムへの大使館移転に踏み切る国の増加、パレスチナ人難民支援の国連機関UNRWAに対する米国の資金提供凍結等もあり、このままではパレスチナ人の孤立と無力感の増大傾向は継続することになるであろう。, 写真)米の在イスラエル大使館エルサレムへの移転式典に出席するクシュナー米大統領上級顧問と妻のイバンカ大統領補佐官、イスラエルネタニヤフ首相(左)2018年5月14日 出典)米在イスラエル大使館, このような中、米国政府は、パレスチナ政府と親米アラブ諸国への圧力を通じて、これまでの国連安保理諸決議に基づく中東和平にとらわれない最終的地位に関する合意を推進しようとしているとも言われている。対中政策、対北朝鮮政策等の進展次第では、トランプ政権がパレスチナ問題で得点を得ようと舵を切る可能性は否定できない。その場合、パレスチナ人はアラブ諸国からの伝統的な支援を得られずに孤立無援に陥る可能性もあり、将来に向けた禍根を残すかもしれない。, 米国とイランとの関係は、本年も悪化しそうである。トランプ政権では発足以来、多くの異動が見られているが、それでも共通点は「イラン嫌いがそろっていること」で、嫌イラン政策を止める要人は見当たらない。確かに、イランとの勢力均衡を保ち続けてきたアラブの「東岸の雄」サッダーム政権がいなくなり、イラクにイランの影響力が伸長、シリアにおいてもアサド政権がイランに大きく依存、イエメンでもサウディの冒険政策がイランの存在感を強め、さらにはISに抵抗する上でイランの後ろ盾を必要とした国もあり、結果としてこの10年でイランは大きく影響力を伸長させた。米国にとってこのようなイランは、脅威に思えるかもしれない。米国は、昨年11月に猶予した対イラン制裁強化の期限を迎え、イランと制裁を通じて全面対決することになる。, 本年イランは、経済制裁の深刻な影響に直面しながらも、制裁解除に向け、イラク、レバノン、パレスチナ、イエメン、シリア、湾岸など多くの地域に揺さぶりをかけ、交渉のためのレバレッジを得ようとすることであろう。イランの思惑がすんなり進むほど情勢はシンプルではないものの、イランの揺さぶりを受けかねない国においても、利用されかねない内外政上の不安定が存在している。, 米国の中東和平等への偏よった肩入れは、パレスチナやシリア、あるいはイランやイランの支援するヒズボッラー等の勢力やアラブ諸国民の抵抗を活性化するかもしれない。米国は、湾岸の富裕諸国が形成するGCCにエジプトとヨルダンを加え、対イラン包囲網を築こうとしてきた。しかし、米国がイスラエルに肩入れしすぎると、これらの国々の世論も穏やかではないはずだ。, また、昨年のトルコにおけるサウディ人ジャーナリスト、ハーショグジー(カショギ)氏殺害事件は、湾岸王政の非人道性や不思議さを世界に暴露したが、その後もアラブ首長国連邦やバハレーン等での人権問題が報道されており、油価の低迷による経済問題と共に、湾岸諸国内の不安要素は一朝一夕には解決されそうにない。, 写真)ジャマル・カショギ氏 Jamal Khashoggi 出典)flickr : POMED (Public Domain), なお、直近でヤマを迎えそうなのが、スーダン情勢である。スーダンでは昨年来、経済問題をめぐる辞任要求デモが継続し、連立を組む政党の離反や、政権を支えてきた政治家の反発も見られている。スーダン情勢の混乱は石油価格への影響のみならず、アフリカの「飢餓ベルト」で勢力を拡大するテロ組織の更なる伸長を促す可能性もある。, このように、本年も中東は混迷を突き進みそうである。かつてのように、中東の不安定が第三次世界大戦の火元とみられる時代は終わった。中東の不安定が油価を急激に押し上げ、世界経済を恐慌に導く可能性も少なくなった。しかし、中東における不安定と権力の空白は、テロの萌芽・伸長や国際秩序の崩壊を招くに十分なインパクトを有しており、それはとりもなおさず、中東以外にも伝播することを忘れてはならない。, トップ写真)トランプ大統領が、イランの核開発に関する「共同包括行動計画(JCPOA)」から離脱し、経済制裁の再開を指示したことに抗議するデモ 2018年 テヘラン 出典)FARS New Agency Photo by Hossein Mersadi(Pubulic Domain). アメリカ国務省は先週、昨年1年間のテロ活動に関する国別報告書を発表した。報告書では、イランが2018年に「世界最大のテロ支援国家」だったと書かれている。またテロ支援国家として、イランの緊密な同盟国シリアもリストに載せてある。

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