おやすみプンプンと言う漫画は僕が今までに読んできたどんな漫画とも違うタイプの漫画だった。読む前に知っていたのはオチに立腹した人間がたくさん居るって事だけ。曰く「結局何にもなってない」「意味不明。平凡な幸せを手に入れたってこと? 浅野いにおさんの問題作「おやすみプンプン」を読み返しました。発売当時では浮かんでこなかった感情や、昔思ったことなどを思い出したのでまとめてちょっとだけ考察してみました。今日はそんな話。 プンプンと同じようにヒヨコのような姿で描かれているが、眼鏡をかけておりニット帽姿が特徴。 将来の夢は有名になること。 以降も依然として愛子ちゃんの存在は生きる上での最大の指針となっており、愛子ちゃんの影に囚われ続け鬱々とした日々を過すことになる・・・。, プンプンのクラスに練馬区から転入してきた少女。プンプンの一目惚れかつ初恋の相手。 彼女の詳細やプロフィールなど気になっている方も多いはず。 jin07novさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 予備校の講師をやりながら絵本や漫画、絵の創作活動をしていた。漫画化志望。黒髪ロングで眼鏡をかけており、スレンダーでクールビューティーな容姿をしている。サバサバした性格で辛辣な発言も多いが面倒見が良く心優しい人物。, プンプンが叔父の雄一から教えて貰った「神様神様チンクルホイ」という呪文を唱えると現れる。天然パーマで眼鏡をかけた笑顔の男で謎の存在。プンプンの質問に答えたり願いを叶えたりはせず、欲望を煽るようなことばかり返答する。, この作品の最大の魅力は、それぞれのキャラクターの心理描写や人生エピソードが細かく描かれているとこです。 「おやすみプンプン」は2007年から2013年まで連載されていた、浅野いにおさんの漫画作品です。今回は「おやすみプンプン」のあらすじネタバレや考察、「おやすみプンプン」を最終回まで読んだ人のネタバレ感想を紹介していきます。「鬱漫画の代表作品」とも称される「おやすみプンプン」は可愛らしいイラストの主人公・プンプンの人生と、プンプンの運命の少女・田中愛子が織りなす物語を描いた青春漫画です。「おやすみプンプン」がなぜ「鬱漫画の代表作品」と人気を集めていったのかをネタバレ解説から紐解いていきます。, 今回あらすじネタバレを紹介するおやすみプンプンは、2007年から2008年7月まで「週刊ヤングサンデー」、同誌の休刊に伴い2008年8月から2013年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載された、浅野いにおさん作の人気漫画です。単行本は全部で13巻が刊行され、累計発行部数は300万部を超えている漫画作品です。独特な世界観の漫画を描く浅野いにおさんの作品の中でも、「鬱漫画」の代表だという感想が多く挙がるようです。, おやすみプンプンは、主人公のプンプンが転校生・愛子に出会うところから始まります。愛子に一目惚れしたプンプンでしたが、プンプン自身にはどうしようもない過酷な運命が次から次へと襲ってきます。愛子とも離れ離れになり、人生に諦めただ時間に身を流されながら生きていたプンプンでしたが、ある日偶然に愛子と再会します。そして再びプンプンの時間はどこへともなく流れ始めるのでした。, 「鬱漫画の代表」と言われるおやすみプンプンの作者は浅野いにおさんです。大学時代に小学館に持ち込んだ原稿が「ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!」の代理原稿として採用され、持ち込んでから1週間という短い期間でデビューを飾りました。2002年から2004年に「サンデーGX」で「素晴らしい世界」を初連載し、2005年から2006年に「ヤングサンデー」で連載の「ソラニン」は2010年に実写映画化されています。, おやすみプンプンのあらすじネタバレを紹介します。小学生のプンプンは、同じクラスに転校してきた田中愛子に一目惚れをします。「夢」という宿題を出された帰り道、プンプンは愛子と会話を交わします。愛子と話すことができ幸せな気持ちで眠りについたプンプンでしたが、翌朝目を覚ますとリビングは夫婦喧嘩の末に荒れ、プンプンパパからの暴力により倒れたプンプンママと、「強盗が入った」と言い張るプンプンパパがいました。, プンプンママは入院し、プンプンは叔父の雄一と暮らすことになります。ある日プンプンは学校で「夢」についての作文を発表することになりますが、クラスの皆に馬鹿にされることに怖気づいたプンプンは教室を飛び出してしまいます。しかしプンプンを追いかけてきた愛子の優しい言葉に、プンプンはつい思いの丈を告白してしまいます。愛子はプンプンの告白にキスで答えるのでした。, ある日プンプンの家に、新興宗教の訪問販売の女性が現れます。雄一と訪問してきた女性の口論を聞き玄関に向かったプンプンは、その女性の後ろに佇む少女が愛子であることに気づき驚きます。後日クラスの皆に愛子の母親が新興宗教に入れ込んでいることが知れ渡り、愛子は次第に孤立していきます。愛子を気にかけるプンプンは愛子から家庭でも孤独を抱えていることを聞き、夏休みに一緒に愛子の親戚のいる鹿児島へ行く約束をします。, 夏休みに入る前、謎のビデオを発見したプンプンと友人たちは、内容の真意を確かめるために廃工場に潜入します。ビデオの中で見知らぬ男が隠したと告白していた遺体もお金も発見することはできませんでしたが、帰り道に愛子や友達と共に見た満点の星空と、一筋の流れ星はプンプンの心に深く刻まれます。そして愛子と鹿児島への逃避行を約束していた終業式の日、プンプンは母親が入院先の病院で転落し怪我をしたと連絡を受けます。, 雄一とともに病院へ向かうタクシーの窓から、プンプンは約束の待ち合わせ場所で涙を流している愛子を目撃します。現実的に鹿児島へ向かうことが難しいと気づいていたプンプンは、病院へ向かうことになったことに心のどこかでほっとしていました。しかし愛子の涙を目撃し罪悪感を感じたプンプンはぼんやりと夏休みを過ごし、それっきりプンプンと愛子は疎遠になってしまうのでした。以上がおやすみプンプンの小学生編ネタバレです。, おやすみプンプンの中学生編ネタバレを紹介します。プンプンの家では両親の離婚が成立し、プンプンはプンプンママと雄一と共に3人で暮らしていました。2年後、中学生になったプンプンはバトミントン部に入部します。バトミン部の先輩・矢口と付き合っている愛子とは相変わらず疎遠なままでしたが、プンプンはそれでも愛子に思いを寄せていました。矢口は愛子の気持ちがどこか自分以外の人へ向かっていることに気づいていました。, プンプンは矢口先輩と帰り道が偶然一緒になった時に、次のバトミントンの大会で矢口が優勝すれば愛子は矢口のもの、もし矢口が負けたらプンプンが愛子に告白をするという賭けをすることになります。大会当日、矢口は試合中の怪我で搬送されてしまいます。しかしそんな状況でありながら愛子はプンプンの手を握り、自分が今も鬱屈とした毎日を送っていることをプンプンに打ち明けます。, プンプンは、2年前の約束の日に待ち合わせ場所に行かなかったことを愛子に謝ります。すると愛子はにっこりと「じゃあ今から鹿児島に行こう」と屈託のない笑顔で答えます。その表情と言動に恐怖すら感じたプンプンはその場から逃げ出してしまいます。今度こそもう愛子と元通りになることはできないだろうと、プンプンは部活も辞め自分の殻に閉じこもりがちになっていきます。以上がおやすみプンプンの中学生編ネタバレです。, おやすみプンプンのあらすじネタバレ・高校生編を紹介します。高校へ入学したプンプンは相変わらず殻に閉じこもったまま毎日を過ごしていました。プンプンは、同じく周囲と馴染めない蟹江梓と共に梓の姉が参加している展覧会へデートに行き、プンプンは会場で天の川を描いた絵画に出会います。小学生の頃に見た星空を思い出し感動するプンプンでしたが、帰り道で梓と喧嘩になってしまいます。, 自分でも持て余す性の衝動や、梓の拒絶に深く傷ついたプンプンは、もう人を好きになるのはやめようとより深く自分の殻にこもるようになります。2年後、プンプンママが癌で亡くなるも、プンプンは特別な感情を感じられずにいました。一緒に暮らそうというプンプンパパの申し出も断り、プンプンは残りの高校生活もただ流れるように過ごします。以上がおやすみプンプンの高校生編ネタバレです。, おやすみプンプンのあらすじネタバレ・出会い編を紹介していきます。高校卒業後フリーターになったプンプンは、偶然街で愛子を見つけるものの見失ってしまいます。新しく部屋を借り1人暮らしを始めたプンプンは、2年経っても愛子に再会できず何も変わらなければ自殺しようと決めます。そんな折、プンプンは世話になった不動産屋に連れられたスナックで天の川の絵画の作者・南条幸に出会います。, 南条幸になかば押し切られる形でプンプンは幸の漫画制作に関わることになり、共に時間を過ごす中で恋人同士となります。しかしそんな状況になっても、プンプンの頭の中をよぎるのは愛子の姿でした。その後プンプンは幸と共に出版社へ共同制作の作品を持ち込みますが、編集者に酷評されます。そのままプンプンは幸と疎遠になっていってしまうのでした。以上がおやすみプンプンの出会い編ネタバレです。, おやすみプンプンのあらすじネタバレ・再会編について紹介します。プンプンはある日、通っていた自動車教習所で愛子に偶然再会します。充実した大学生活を送っていると嘘をついたプンプンでしたが、愛子も同様に自分を良く見せようと嘘をついていたことがわかり、プンプンと愛子は本当の自分や毎日の生活についてお互いの真実を話します。愛子は、母親からの虐待が以前にも増して酷くなっていることを打ち明けるのでした。, 以上がおやすみプンプンの再会編ネタバレです。ここまででおやすみプンプンのあらすじネタバレを小学生から愛子との再会まで順に紹介しました。少しだけ内気ではあるもののどこにでもいる素朴な少年・プンプンが、過酷な運命とヒロイン・愛子によって鬱屈とした人生を辿ることになった過程がおわかり頂けたでしょうか。次ではおやすみプンプンの最終回を紹介します。, おやすみプンプンのあらすじネタバレを順番に紹介しました。ここからはおやすみプンプンの最終回ネタバレを紹介しますので、最終回の内容を知りたくない方はご注意下さい。まずは最終回ネタバレ・約束編を紹介します。再びプンプンの前に現れた愛子の顔には、母親から受けた激しい暴力の痕跡がありました。プンプンは、どこか遠くの街で一緒に同棲しようと愛子に話し、賛成した愛子とプンプンは、愛子の母親を説得しに行きます。, しかし2人から話を聞いた愛子の母親は激怒し、愛子の腹部を包丁で刺してしまいます。重ねて愛子を刺そうとする愛子の母親の首をプンプンは力の限り締め上げ、愛子の母親は動かなくなってしまいました。山の中に死体を埋めたプンプンと愛子は、かつて果たせなかった鹿児島への逃避行を始めます。プンプンと愛子は鹿児島に到着し種子島に渡ったあと、愛子の母親の死体が発見されニュースで大きく報道されていることを知ります。, 出頭しようと話し合うプンプンと愛子は、小学生の頃に見た廃工場でのきれいな星空を思い出します。「もし離れ離れになっても、七夕の日にはお互いを思い出そう」と2人は約束して眠りにつきましたが、目を覚ましたプンプンが見つけたのは首をつって死んでいる愛子の姿でした。プンプンは自殺しようとかつての廃工場跡を訪れ、ナイフで自分の左目を刺します。しかしプンプンを探しに来た幸によって、プンプンは救出されるのでした。, おやすみプンプンの最終回ネタバレ・エピローグについて紹介します。執行猶予を終えたプンプンは、元通りの生活に戻りつつありました。プンプンは夢の中で愛子に「七夕にお互いを思い出すという約束は守れそうにない」と謝ります。時間が経つにつれ、愛子の姿や顔が、曖昧になってしまっているのでした。, おやすみプンプンのあらすじネタバレと最終回のネタバレを紹介しました。愛子の自殺という最終回を迎え、おやすみプンプンがなぜ「鬱漫画の代表作」となったのかがおわかり頂けたしょうか?次ではおやすみプンプンの登場人物や名シーンについて紹介していきます。, おやすみプンプンの登場人物をネタバレ紹介していきます。おやすみプンプンの主人公は、小野寺プンプンです。作中で両親が離婚し、名字がプン山から小野寺に変わりました。鳥のようなかわいらしい顔と人間の体をしており、プンプンの精神状態により顔は三角や角の生えた形などに変形します。幼少期のある事がきっかけでもともと内向的な少年でしたが、愛子との約束を破ったことや家庭環境がその後の人格形成に影響を与えます。, おやすみプンプンのヒロインは田中愛子です。小学5年生でプンプンのクラスに転校してきた愛子は、その後のプンプンの人生に多大な影響を与えていく少女です。可愛らしい素朴な容姿とは裏腹に、重さを感じさせる発言でプンプンの人生に影を落としていきます。新興宗教に入れ込んでいる母親から暴力を受けたり、母親が原因で友人から疎外感を感じていたりと、鬱屈とした毎日を過ごしていました。母親を殺害後、自殺してしまいます。, プン山プンプンパパは、プンプンの父親です。夫婦喧嘩の末にプンプンママに暴力をふるい、その場に駆けつけたプンプンに「強盗が入った」と明らかな嘘をつきます。その後にプンプンパパとプンプンママは離婚してしまいますが、実はプンプンと心中しようとしたプンプンママを止めるための苦肉の策だったことが後に判明します。プンプンは宇宙の話や色々なことを教えてくれるプンプンパパに懐いていたようです。, 小野寺プンプンママはプンプンの母親です。作中でプンプンパパと離婚したため、途中から旧姓の小野寺に名字が変わっています。昔受けたイジメが原因で情緒不安定なところがあり、ヒステリックになったり泣いたりと感情の揺らぎが多い母親です。プンプンはすぐ感情的になるプンプンママがあまり好きではなかったようです。プンプンパパから受けた怪我や肺気胸で入院し、その後退院するも癌で亡くなります。, 小野寺雄一は、プンプンママの弟でプンプンの叔父にあたります。プンプンママの入院をきっかけにプンプンと一緒に暮らすようになります。どこかネジの外れた登場人物の多いおやすみプンプンの中では唯一、常識的な行動や言動の多いまともな大人です。しかし自虐的な雄一は過去のトラウマを抱えており、そのトラウマを払拭してくれた翠と結婚します。不倫が発覚した後に失踪しますが、翠の懐の広さによりまた翠の元へ戻ります。, 小野寺翠は、プンプンの義理の叔母にあたります。作中で雄一と結婚し名字が大隈から小野寺に変わりました。優しくおおらかな女性で、情緒不安定な雄一を影で支える存在です。雄一が結婚後に不倫をしそれが発覚した後に失踪した際、喪失感からプンプンと一度だけ体の関係を結んでしまいます。その後に雄一が戻ってきたため、絶対に口外しないようプンプンに迫ります。優しさと強かさを併せ持つ女性のようです。, 南条幸はプンプンが高校生編でデートをした同級生・蟹江梓の姉の友人で、2年後にプンプンと偶然再会します。以前からプンプンに才能を感じていた幸は、プンプンに漫画の原作執筆を依頼します。その中でプンプンは幸と時間を共に過ごし、言葉は激しくとも優しさのある幸と恋人同士となります。おやすみプンプンの登場人物を紹介しました。次ではおやすみプンプンに登場する数々の名言や名シーンをネタバレ紹介していきます。, ここからは「鬱漫画の代表作」と言われるおやすみプンプンの名言や名シーンをネタバレを含め紹介していきます。まず紹介する名言ネタバレは「愛子ちゃん。僕はね…君に殺されたかった」というプンプンのセリフです。愛子と逃避行をしていたプンプンでしたが、母親を殺してしまった愛子は自殺をしてしまいます。自分の欲求を言葉にしないプンプンの唯一と言ってもいい願望は、愛子の自殺により遂げられることがありませんでした。, 2つ目に紹介するネタバレ名言は、愛子を失ったプンプンの「失うものもなければ守るものもない。不安も葛藤も優しさも。これが自分が求めていた理想だったんだ」という独白です。次から次へと襲ってくる人生の波にもまれながらも、プンプンは愛子や愛子との思い出をずっと心の拠り所として生きてきていました。最愛の愛子を失いながらも、人生の重さから解放されどこか安堵感すら感じてしまっているようなプンプンのセリフです。, 次に紹介する名言のネタバレは幸の「子供の頃は見えないものを見えるって言い張って、見えなくてもどこかにあるって信じる事が唯一の希望の時もあって、今はその過去を捨てることで一歩前に進んだ気分になってる」というセリフです。プンプンが見て心を打たれた天の川の絵を捨てる時の幸のセリフで、空想に拠り所を見つけ縋っていた自分を捨て、未来に踏み出そうとする決心の表れと受け取れます。, 4つ目の名言ネタバレはプンプンに向けて幸が言った「小賢しい賞獲り漫画なんてその気になれば1人で描けんだよ」というセリフです。幸と共に出版社へ漫画を持ち込んだプンプンでしたが、一生懸命作り上げた作品は編集者に酷評されます。落ち込むプンプンに言い放った幸のセリフですが、売れる作品と描きたい作品の溝について浅野いにおさん本人の考えが現れているのではないかと話題を集めたようです。, 次に紹介する名言ネタバレはエピローグでのプンプンの「ごめんね。僕は嘘つきだよ」という心の中でのセリフです。プンプンは執行猶予期間が終わり、日常の流れの中に戻りつつありました。自殺する前に愛子が言った「七夕の日にはお互いのことを思い出す」という約束に反し、日常に流されながら愛子のことを忘れつつあるプンプンは、夢の中で愛子に約束を果たせていないことを静かに謝るのでした。, 6つ目の名シーンネタバレは、小学生時代のプンプンと愛子のファーストキスの場面です。鬱展開の連続であるおやすみプンプンにおいて、2人のファーストキスのシーンが幸せの絶頂だったのではないかという感想もあるようです。愛の告白をしたプンプンに愛子はキスで答え「エッチ!」と無邪気に笑うシーンは、小学生の純粋でかわいらしい恋模様が描かれています。, 最後に紹介する名言ネタバレは、愛子がプンプンに話した「馬鹿にされるのが怖かったんでしょ?そんなの勝手に言わせとけばいいの!他人の足を引っ張るような奴なんて、絶対幸せになんてなれないんだから!」というセリフです。プンプンは将来の夢についての作文をクラスの皆の前で読むのが恥ずかしくなり教室を飛び出してしまいますが、モデルになるという夢を持っていた愛子はプンプンをこのセリフで励まします。, おやすみプンプンに登場する名言や名シーンをネタバレありで紹介しました。おやすみプンプンには鬱要素だけでなく、心に残る数々の名言やシーンがあることによってファンをより惹きつけたということがおわかり頂けたでしょうか。, 「おやすみプンプン』鬱要素が満載です。1人の少年の先の読めない一生を描いた漫画です。#おすすめの本 #漫画 pic.twitter.com/Gs1Jjh0pOv, おやすみプンプンのあらすじ・最終回ネタバレや、名シーンを紹介しました。ここではおやすみプンプンを読んだ人の感想を紹介していきます。まず紹介するひとつ目の感想は、おやすみプンプンは鬱要素が満載だという感想です。初回の登場時に小学生だったプンプンは、度重なる不運に見舞われだんだんと心を閉ざしていきます。本人にはどうにもできない出来事も多く、鬱要素が満載だという評価に繋がったようです。, 暇すぎておやすみプンプン一気読みして鬱になろうと思う pic.twitter.com/YkHXb78rQl, 次に紹介するおやすみプンプンの感想は、鬱になりたいときにピッタリの漫画だという評価です。おやすみプンプンは「鬱漫画の代表作」と評されており「逆に落ちるところまで落ち込みたい時にはもってこいだ」という考え方もあるようです。, おやすみプンプンの最終巻、読み終わったーーッ!この作者の世界観、好っきゃな! pic.twitter.com/oqYHbCvT3U, 3つ目の感想は、おやすみプンプンや浅野いにおさんの独特な世界観が素晴らしいという評価です。浅野いにおさんの漫画作品には、叙情的な表現や誰でも身に覚えのある痛みを感じさせるような表現、不思議な読後感など様々な要素があり、ハマるととことんハマると評価する方も多いようです。, おやすみプンプンのあらすじネタバレや最終回の内容を紹介しました。おやすみプンプンは「鬱漫画の代表作」と呼ばれていますが、名シーンや名言も多い作品だということがおわかり頂けたでしょうか?今でも根強いファンの多いおやすみプンプンの世界に是非一度ふれてみてはいかがでしょうか?, おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結末を考察のページです。BiBi[ビビ]は映画・ドラマ・アニメなどのエンタメニュースを幅広くお届けするメディアです。今の暮らしを楽しくするトレンド情報を発信します。, 【試し読みあり】「おやすみプンプン」の既刊情報をチェック! 既刊一覧:おやすみプンプン 1 おやすみプンプン 2 おやすみプンプン 2 ストラップ付き限定版 おやすみプンプン 3 おやすみプンプン 3 特製プンプンTシャツ付き限定版 おやす…. 「だってプンプンはあたしのことがだーーーいすきなんだもんね? ずぅ~~~っとずぅ~~~っと、ずうぅ~~~っとあたしの幸せだけを考えてくれるもんね?ねっ! おやすみプンプンの物語と愛子ちゃんの境遇をおさらいしました。 既に愛子ちゃんの人生辛すぎ…と思っている方が多いと思います。 ではそんな愛子ちゃんの魅力を考察していきます。 愛子ちゃんの魅 … 中学生になり疎遠になってた2人が久しぶりに会話をかわすシーンでの愛子ちゃんの言葉。 そこで今回はそんな「黒木玄斎」についてまとめました! 筆者もネット上で感想を見てましたが、「ブルーピリオド」... ボーボボがツイッターのトレンドに入ってるいるので何事かと思ったら集英社がコロナで外出を控えている学生たちに向けてアニメの無料公開を始めたそうです。 ブログを報告する, プンプンは外見こそヒヨコのようなキャラクターで描写されているが、どこにでもいる、普通の青年だ。, と、読者は思うだろうけど、騙されてはいけない。作者も、読者がそう思うようにいろいろと仕掛けを用意しているように感じる。, 確かに、ずば抜けたIQで難事件を解決するわけでも、飛び抜けてスポーツができるわけでもないが、冒頭から級友に馬乗りして砂利を食わせていた女の子に惚れるというぶっ飛んだキャラクターを発揮している。しかも、けっこう複雑な家庭環境で育っていて、それがしっかり性格に反映されて、歪んだ性格や行動になっているのだ。ある朝起きると母親が父親のDVで倒れている。母親は入院して、父親は傷害で逮捕される。母親からの愛を受けられず「生むんじゃなかった」と言われて育ち、精神的なサポートを期待できるはずの父親は、離婚後プンプンとは離れて暮らしている。, にもかかわらず、彼がどこにでもいる普通の青年に見えるのは、やはりプンプンや、プンプンの親族の外見にあると思う。彼らがテキトーに書いたヒヨコのような外見をしているからこそ、父親の母親に対するDVも、かなりマイルドに、というかほとんどギャグのようになっている。もしもプンプンや、プンプンママ、プンプンパパが他の登場人物同様の姿だったとしたら。描写力の高い, そういう細かい積み重ねが、プンプンがごく普通の、ありきたりなキャラクターであると思わせつつも、ラストの、愛子ちゃんを日常的に虐待し、軟禁状態にしてきた彼女の母親を殺して愛子ちゃんと逃避行という、常人から見れば一線超えちゃった行動、つまりは「あちら側」の世界に行ってしまっても一定の説得力がある。, (そして、愛子ちゃんがものすごく可愛く、愛おしく思えるために、読みながらなんとか愛子ちゃんを守りたい、救いたいという気持ちになるのだ。救おうと思えば破滅が待っている運命の女, 降って湧いたように晴見が出てきて、ラストシーンの語り部になった、という印象を受ける人もいるかもしれないが、僕はそうは思わない。, この漫画はプンプンの分身ともいえるキャラクターがいる。プンプンの叔父、小野寺雄一や晴見俊太郎だ。, プンプンの素顔がどんなものなのか、と想像した時、理由はないけど、僕はたぶん晴見に似ていると想像する。幼いころ、転校したきり一度もあっていない彼は、プンプンママと病院で知り合う。爽やかで、人当たりのいい晴見に好意を寄せるプンプンママだが、彼が悩みを打ち明けたときには「プンプンと同じ目をしている」と感じていた。, ふたりとも高い感受性を持って思い悩む、同じような青春時代を送っているが、プンプンが何か困難があった時に逃げるのに対して、晴見は正面からぶつかる。, プンプンは、鹿児島に行こうと約束しておきながら愛子から逃げ、一緒に病院に行くと約束しておきながら幸からも逃げた。その結果、幸とも結婚せず、ずるずると日々を過ごしている。, 一方晴見は、事故にあった彼女ときちんと和解して、最終巻では結婚にまでこぎつけている。, しかし、晴見はプンプンと同様にその高い感受性のせいで自分の人生に対して何か言い知れない虚無感のようなものを抱いており、「誰かを殺さなきゃ」と街を徘徊するが、彼は結局誰も殺してはいない。, この物語の中では、明確な「あちら側」と「こちら側」が存在して、それは行き来することがない。, 両思いになっていながらうまくいかなかった、プンプンと蟹江梓。愛子と矢口先輩。それは、「あちら側」と「こちら側」が決して交わらないことを象徴している。, だからこそ、晴見は道路のこちら側にあり、プンプンは道路のあちら側に立って彼に泣きながら手を振るのだ。そして、晴見もまたこの別れが自分自身の強すぎる自意識との別れという意味合いを持っているのだと知り、涙ぐんで「また」と手を振る。再び会うことはないでだろう、名前も思い出せない旧友に手を振るのだ。. そんな人気漫画の主人公たちを陰で支えるキャラクター、「秋山楓」。 ?」, いかがだったでしょうか。読んでるとどんどん鬱な気持ちになっていくこの作品ですが、世界感に引き込まれてついつい読み進めてしまいます。既に完結済みで 全13巻の「おやすみプンプン」。 プンプンが幼かった頃に、唱えると謎の神様が現れる「神様神様チンクルホイ」という呪文を教える。, プンプンの母親。 プンプンの良き理解者で、度々プンプンに助言を与えてくれる。 愛子ちゃんもプンプンに好意を抱いていたが、すれ違いが重なり疎遠になってしまう。, プンプンの叔父で、プンプンママの実弟。 | おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結末を考察 「おやすみプンプン」は2007年から2013年まで連載されていた、浅野いにおさんの漫画作品です。 人見知りであり内向型です。 kan10revueさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 美大の大学院を出て陶芸教室の講師をしていたが、その頃に出会ったある女の子とトラブルになり、その出来事がトラウマになり罪の意識を持ちながら生活を送る。 筆者もファン歴10年以上になるほど作品の魅力にとりつかれております。 ブログを報告する, 読む前に知っていたのはオチに立腹した人間がたくさん居るって事だけ。曰く「結局何にもなってない」「意味不明。平凡な幸せを手に入れたってこと?」「大風呂敷広げただけでオチつけられなかった典型」…, この漫画を読んだ人間がまず驚くであろう要素は主人公プンプンの姿。他の登場人物や背景が非常に綿密に書き込まれていて上手な絵なのに主人公と主人公の家族だけはデフォルメ化された小学生の書いたヒヨコの落書きの様な姿をしている。, まず①について。この漫画は結構きつくて、暴力的なシーンだったり官能的なシーンだったりで生々しい描写が多いのだが、そんな中でもプンプンやその家族はデフォルメ化された描写のまま。, これらのシーンで痛みに怯える顔やリアルな傷跡を描写していたらメッセージよりもそちらに注目が行ってしまう。, これは③にも言える事だけど、どんな作者でも全くのメッセージ性も無く作品を作ることは出来ない。何故なら何のメッセージ性を持たせずに作品を作る方がよほど高度で神業で難しい事だから。, とか言う批判を作品に対してする人がたまに居るけど陳腐な話を書くには当然陳腐なメッセージ、テーマを込めてるし, というかテーマや伝えたいことが何も無いのにお金を取れる作品を作れる天才はもうこんなに物が溢れて色々な考えが存在する社会には存在しないと思う。, そう言うのは一部の天才と赤ん坊の鼻歌とか無作為に手を動かして生まれた落書きとかだけ。, 話を戻すと、作者は伝えたいことがあって作品を書いているのにその中継地点てある絵のどぎつさにそれが隠れてしまうのが嫌だったんじゃ無いかと思う。, 家庭内でプンプンの父親と母親が喧嘩をして母親が病院送りになるシーンもデフォルメ化されたヒヨコの頭にタンコブが膨らんでいるだけ、とか。探してみればいくらでも見つかる。, 心を閉ざしている時は正四面体になってしまったり、終盤狂気と鬱に取り憑かれた時は顔が真っ暗になって角が生えてしまったり。, ただ、世間ではこの作品の主人公は「どこにでも居る普通の青年」と評されているけれど僕はそれは違うと思った。, 読者である僕たち一般人が適度にあしらい目を逸らしている心の中の暗い要素を捨てきれず向き合ってしまうIfの読者自身がプンプンだと僕は思った。, この作品のメインとなっているのはヒロインの愛子とプンプンの関係性なのだが、このテーマでプンプンが美形、もしくは醜形に描かれてしまうと結局何を話すにしても、何をメッセージとして受け取るとしても「顔がね…」と言う感想を読者に与えかねない。, その日出会った女性と性行為をする程に軽妙洒脱で外面も悪くない男が死にたいだの、やれやれだの、ハッキリ言って失笑モノだ。, 「そりゃ死にたいかもしんないけど少なくともセックスしてるわけでしょう。それも不器用じゃ無くてシャレオツなセックスでしょ。もっと顔も悪くて童貞で無職で母親以外の女性と話したことが無い死にたいヤツだって居るでしょ、、死にたいなら一々セックスしないで早く死ね」となってしまうのだ(?)。プンプンもセックスしてるけど①の狙いのせいかそこまで引っ掛かりは感じない。, 本当にこの作者の作品に感情移入している人間って居るのだろうか、そして居たとしてソイツはとんでもない思い上がり野郎なんじゃ無いだろうか、と思う。, 話は戻るが、そう言う恋愛に付き物な残酷な「顔」と言う要素を省くためのデフォルメキャラクターなんじゃ無いかと思った。, 不器用な性格で悪いこともしてしまうのに、かと言ってそれを開き直りきってしまう事も出来ない性質の人間, 心底好きな人が居て、なおかつその人に囚われて自分自身は空っぽで、そこに唯一何か得体のしれない黒い感情を持ってしまう。それしか自分を幸せに出来ないと思い込んでしまう(あるいは思い込んでいたい), と言うのは中々珍しい事だからだ。この内の一つや二つは当てはまる人は居るとは思うけれど全てが当てはまる事はそう無いと思う。, これらの条件の当てはまる異常者である証明がプンプンの姿の理由で、彼の家族はあくまでも副産物的に同じようなデフォルメ化された姿なのかもしれない, そして作品全体を通して何より彼は自分から普通と言うモノを切り離そうとしているようにも見える。, 異常だって事に引け目と周りに対するほんの少しの優越感を持った姿があの可愛らしいデフォルメで、だからこそそのバランスが崩れたり憎しみやもっと深い黒い感情が加わると容易く怪物のような造形に変化するのかもしれない。. その後も愛子ちゃんの影に囚われ続け鬱々とした日々を過ごしながら成長していくプンプンだが・・・。, 本作品の魅力はたくさんありますが、どこか拗らせた登場人物がたくさん出てきます。 作品をまだ読んだことがな... 人気格闘漫画「ケンガンアシュラ」。 当時、リアルタイムでアニメも漫画も見ていた筆者にとってはなかなか感慨深いです... 初心者でもオシャレに見せるストリートファッション!アイテムや着こなしのポイントを紹介, 【ケンガンアシュラ】呉迦楼羅の母親はあの人!?その関係性と意外すぎる人物を紹介 | 好きなものだけブログ, 【リゼロ】アニメ2期への伏線のまとめ 4章で明らかになることとは? | ぐっくんブログ, 【Reゼロ】ラムの正体とは?レムとの壮絶な過去についてのまとめ | ぐっくんブログ, 【Reゼロ】ロズワールの目的とは?正体などともにネタバレ解説! | ぐっくんブログ, 【リゼロ】フレデリカ・バウマンとは?アニメ2期の重要キャラの正体!【原作ネタバレ】. 友人から借りて読んだ 浅野いにお『おやすみプンプン ... 【ネタバレあり】おやすみプンプン~絶望に引き込まれる~【中学生編の感想・考察】 - 社会のルールを知ったトキ. 今回は浅野いにお先生の代表作「おやすみプンプン」について紹介・考察していきたいと思います。, 『おやすみプンプン』は、浅野いにおによる漫画。2007年から『週刊ヤングサンデー』に、同誌の休刊により、その後2008年から2013年まで『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。単行本は全13巻。累計発行部数300万部[1]。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査員委員会推薦作品に選出。, まずは参考程度に「おやすみプンプン」の主要な登場人物を簡単にさらっていこうと思います。, 普通の人間だが、作中では自身とその両親と叔父は落書きのようなヒヨコの姿で表現されている。, 最初はヒヨコだけど、三角になったりひょっとこになったり・・・精神状態で容姿の模写が変わる珍しいタイプの主人公です。, 根暗だけならまだしもトラウマの学生生活などを経てどんどんねじ曲がっていく少年「プンプン」。, 小学生時代はただの可愛い女の子って感じだけど・・その実態は怪しい宗教の勧誘に付き合わされる不憫な家の子。, プンプンの人生はこの愛子ちゃんを中心に回っていて、実に様々なトラウマの元凶であり希望の中心でもあるのです。, プンプンにとっては小学生の時の「愛子ちゃんとの約束」が人生の全てだったのかもしれません。, 誰と一緒に過ごしてもどこに逃げてもプンプンは愛子ちゃんからは逃げきれませんでした。, 相手を気遣うような恋愛をするキャパシティーを持たなかったのが梓ちゃんと上手くいかなかった原因でしょう。, プンプンママが入院していた際に、奔放な彼女にも優しく接していたので非常に気に入られていた。, 長い経緯はここでは省きますが、高校時代に翠さんがプンプンの初体験の相手になります。, あえてここでは取り上げませんがプンプンの叔父さんにあたる「雄一」という人物がどうにも人間らしい「弱さ」を持った人間なので翠さんは苦労をかけられ続けてしまいます。, 叔父さんの彼女が初体験の相手・・・それだけでも大きなトラウマの1つをプンプンは担うことになります。, 高校生編でプンプンが蟹江美雪の妹である梓との初デートでOG展を訪れた際に彼と出会う。, プンプンの容姿に関しては「ジャニーズ系」とかの表現が作中に出てくるあたり悪くないのでしょうね。, 南条さんもプンプンの顔を「タイプ」と公言しているし激しく喧嘩をしながらもプンプンに寄り添ってくれる。, ここからは物語に沿って、プンプンを自分なりに解釈していこうと思います。考察は後半にまとめて書いてみます。, それでも両親の離婚が決まってからも「雄一おじさん」がまだ比較的まともだったから、プンプンの理解者として寄り添ってくれたりもする時期です。, 不幸ではあるけれどまだまだ大人の保護下にあるプンプンはそれなりの小学生生活を送ります。, ある日愛子ちゃんは新興宗教にハマる親に限界を感じ鹿児島の親戚を訪ねようとプンプンに提案し約束を結びます。, 結果としてその約束が果たされなかったことがこの後のプンプンの人生に大きな影を落とします。, プンプンの小学生時代は「両親の離別」と「好きな人との約束を果たせなかった自分」に終始します。, 仲よさそうに手を繋ぎながら下校する2人を見つめるプンプンは未だかつて味わったことのない「嫉妬」の心を知ることになります。, 人生を賭けた矢口先輩の試合で愛子の述懐を黙して聞き、最後に差し出された愛子の手を拒むプンプン。, 中学時代のプンプンはこの出来事で決定的にねじ曲がり、他者と距離を取るようになってしまいます。, そもそもの原因が叔父さんや翠といった周囲の大人にあるのですがこの1件でもプンプンの「人」という概念の捉え方を捻じ曲げてしまいます。, その後学校でプンプンと同じくクラスに馴染めずにいた「梓」とデートをする仲に発展します。, 梓に自身の人間としての本質を見透かされ激昂し無理やり押し倒した末に張り倒されるというトラウマを味わいます。, 高校時代のプンプンは「軽薄な自分」と「母親の死」という大きな2つのテーマで終始します。, 高校を卒業したプンプンは母親の遺産を切り崩したり、たまに友人の三村と一緒にアルバイトをしたりして、張りも目標も無い生活を送っていました。, しかしある日、電車に乗っていたプンプンがホームに立っている愛子ちゃんを見つけます。, つまり2年後までに愛子ちゃんを見つけることができず、自分の人生の状況が変わっていないようなら、その時は死ぬ決意を固めます。, そんな生産性の無さそうな生活の中でも不動産屋の宍戸さんを通じて、以前感銘を受けた絵画の作者「南条幸」と再開を果たします。, 宍戸さん・南条さん・三村の3人との人間の繋がりに大いに助けられて、プンプンは日常の中にもささやかな平穏がある事を思い出します。, しかし南条さんと一緒に創作したプンプンの漫画は編集者に酷評を受け、恩人であり2人の仲介人でもある宍戸さんが不幸にも大怪我を負ってしまう事件が重なり、プンプンと社会を繋げている存在の南条さんとも疎遠になってしまいます。, プンプンは宍戸さんの会社で働く事を目標に資格の勉強をしたり車の教習所に通ったり人生に前向きになっていた矢先の不運でした。, 精神が振り切れて自分である事を放棄し隣人のリア充大学生の「たーくん」を完全にコピーして周囲と接するようになります。, 教習所で「たーくん」キャラでナンパに励んでいる時に、なんと偶然愛子ちゃんと再会することになります。, いっそ汚してしまおうとホテルに誘い強姦を試みますが結局何もできないままに別れることになります。, その後ホテルの件を謝り、自分を偽っていた件とずっと愛子ちゃんを探していた事を本人に告げるプンプン。, くだらない上にどうしようもなく価値のない自分をさらけ出し愛子ちゃんの呪いが解けたかに見えましたが、自分を偽っていたのは愛子ちゃんも同じでした。, 愛子ちゃんは包丁で刺され深い怪我を負い、間に入ったプンプンが勢いで愛子の母親を殺してしまいます。, 逃げた先に希望があるわけでもなく、支えるものがない状況にプンプンはすり減っていきます。, 種子島に着いたところで愛子ちゃんを殺そうと試みますが、その際に母親を殺したのは愛子ちゃん自身だったことが判明します。, 行き止まりまでギリギリの精神状態を共有してきたことで2人はお互いの理解はこれまでにないほどに深まります。, 両想いになる事を七夕の夜に願った愛子ちゃんの述懐を聴きながらプンプンはうたた寝してしまいます。, 愛子ちゃんの死を受け入れることが出来ないプンプンは隠されていた自分の欲望に気がつきます。, 愛子ちゃんを鹿児島に残してプンプンはあの工場で星空を見るために1人東京に戻ります。, 主人公がプンプンなので当たり前なのですが主観で見ていると、どうしても愛子ちゃんがプンプンを一方的に呪っているように感じてしまいます。, 愛子ちゃんは愛子ちゃんなりに強く生きてきてたわけで・・・かなり病んでるガールなのは認めるけれど、プンプンは色々な上手くいかない事を愛子ちゃんとの約束のせいにしすぎた気がする。, 南條さんが言う「1人でいじけていても普通は誰も助けてくれない」って言うセリフもプンプンの甘えた性格の芯を食ったセリフだと思います・・, 実際に愛子ちゃんとの再会シーンでもキラキラした愛子ちゃんを疑ってかかった読者は少なかっただろうし。, 2人が失踪した後南条さんが福島にプンプンパパを訪ねるシーンで明かされた昔のエピソードは、南条さん以上に読者が驚いたんじゃないだろうか。, 大人目線でプンプンと愛子ちゃんの2人を見ていると不器用に感じる人が多数を占めるだろう。, 愛子と母親は間違いなく共依存の関係だったんだろうけれど、愛子ちゃんとプンプンも結局最後まで本当に分かり合うことはなかった関係だと感じる。, 逃避行中に「1人にしないで」って言葉が結構出てくるけれどこれは「相手を思いやっている」言葉ではないと考える。, この時の関係性は裏切られるんじゃないか?っていう猜疑心の方がどうしても強く感じられてしまう。, 「たまたま愛子ちゃんが不幸」だったけれど、そうじゃなかったらプンプンはただの気持ち悪い痛いヤツ。, その事実だけでも「愛子ちゃんの不幸に救われている過去に依存するプンプン」は成立する。, 雄一おじさんを生かしていたのが「罪の意識の呪縛」だったように、愛子ちゃんへの罪の意識と恋心が一緒になった自意識がただプンプンを動かしてた。, 「じゃぁ私も好き」って言う言葉の通り、意外とプンプンへの拘りは無かったのかもしれない。, 出会ってきたどの女性ともほぼ両思いなのに、その誰とも上手くいかないってのは印象的だしすごくリアリティがある。, 「何1つ思い通りにいかない」ってことを象徴するように、最後の願いである「自分で自分を終わらせる」ことさえも出来ないところが非常に惨めですらある。, 愛子ちゃんがあんなことになってしまったのに自分だけ日常に戻ってる部分がプンプンの1番のダサポイント。, 作者も読者もプンプンも最後にはプンプンが死んでしまうのが1番美しい終わり方なのはわかっていたはずだけど。, でも生きていくのは死ぬことよりある意味ではツラくて惨めなことだから、このエンディングは非常にリアリティがあるとも言える。, 浅野先生は、壮絶な人生を送ってきたプンプンの対比として、読者目線でプンプンを俯瞰できるようにしたかったのだと思います。, ハルミンにプンプンがどのように映ったのかは、読者の感性によって大きく違うでしょう。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, アラサーのPA。     webライターしたりイラスト描いたりグラフィック作ったり株取引したり仮想通貨取引したりして生活中。育児とか音楽とか時事問題の記事を中心に2020年夏からブログ書いてます。お仕事案件などはお問い合わせフォームより。, 友達に漫画の「コウノドリ」を勧められた。その友達は離婚していた。「俺がもっと早くこの漫画に出会っていれば・・・」そう言って友達はレモンサワーを煽っていた。僕は素直にその助言に従う事にした。, 漫画界の鬼才、古谷実の魅力に迫る。笑いの中の哲学・シリアスの中のユーモアを作中の名言から紐解いてみる。, HUNTER×HUNTERの念能力は実は実社会の就職活動において非常に役立つのをご存知だろうか?自分の適正で迷っている人がいたら、まずは自分の念能力について考えてみるといいのかも知れないし、ダメなのかも知れない。, 児童虐待についてです。あんまり暗い話題は取り上げたくないのですが、自分で少しでも出来そうな事をまとめました。文章を受け取った人も、その周囲の人も良くなっていって欲しいなぁ。, この前日記で言っていた個人で持つ販路の話です。今まで色々なプラットホームを試してきたので、自分の感想が参考になれば嬉しいです。今日はそんな話。, 魔法陣グルグルは僕が初めて家族にチャンネル争いを挑んだテレビ番組であって、しかも初めて買った漫画本でもあって、なかなかに思い入れが強い。今読んでも面白いからオススメですよ。. 今回はそんな浅野いにお(敬称略)の魅力について語らせていただきます。 そんな「ケンガンアシュラ」を全... アニメ化もされ大人気のコミック「ケンガンアシュラ」。 小学生時代に田中愛子に恋をし告白して仲良くなる。彼女を運命の相手だと感じるものの、ある出来事から徐々に疎遠になってしまい中学では会話することも稀だった。 そんな愛子ちゃんはかなりのメンヘラ・・・!そのメンヘラっぷりは、小学生のプンプンが「怖い。」と感じてしまうほど。何だかゾッとする愛子ちゃんのメンヘラ発言をご紹介します。 はじめは誰もが共感できる、経験したことのある出来事を描き、クライマックスで誰も経験したことのない、でも誰の身にもおこりうる経験を描き出す。連載当初から計画済みだったという「衝撃の事件」が見事に発動し、その先に、感動と反発を同時に引き出す最終回が現れました。 保健室でふたりきりになったプンプンと愛子ちゃん。愛子ちゃんに「プンプンはあたしのこと好き?」と聞かれ、プンプンは頷きます。両思いになった2人。その時プンプンが思わず「怖い。」と感じた愛子ちゃんの言葉です。 そんな時、ある出来事から愛子ちゃんとは疎遠になってしまう。 落ちるところまで落ち込みたい、という時にぜひ読んで見てください。. 母親が怪しい宗教団体「コスモさん健康センター」の信者で、学校が休みの日は布教活動に同行させられているが、そんな母親を疎んでいた。 鹿児島に2人で行くと愛子ちゃんと約束したプンプン。プンプンが「鹿児島とはどこらへんにある島なのだろうか?」ととぼけた質問をすると、愛子ちゃんはこう言います。 その中でも異色の存在感を放つ存在、黒木玄斎。 主人公プンプンの、小学生時代からの成長を描いていく漫画です。両親が離婚したり、母親が死んでしまったり、引きこもりになったとプンプンは波乱に満ちた人生を送ります。, どこにでもあるような街のどこにでもいそうな少年、「プンプン」の人生の波乱を描いた作品。この作品の大きな特徴に、主人公である「プンプン」やその家族、親戚のみ“落書きのようなヒヨコ”の姿で描かれており、その名前に加え、周りの人物や情景などの高い描写力からは浮いた存在となっている。加えて、作品内でコラージュ的な表現を用いたり、一部の人物に話の進行とは無関係な奇行を描いたりと、実験的なシュルレアリスム表現がみられる。作家の伊坂幸太郎が単行本の帯に「前衛でありつつ王道を走り抜ける」と寄稿している。, いや〜みんな中国語を勉強してえらい!ということは私もえらい!すばらしい!私の身代わりに田中愛子をおいておきます!おやすみプンプンの素敵なヒロイン!読み返しちゃおっかなーーー!すき pic.twitter.com/RELVISej3q, 愛子ちゃんは幼い頃両親が離婚し、母親のもとで暮らしているのですが、このお母さん、宗法人コスモさん健康センターの熱狂的な信者。そのせいでまわりの人たちに変な目で見られます。また、後々明らかになっていくのですがお母さんに虐待もされています。, こういった環境って漫画の世界だけでなくてよくあることですよね。小学校の同じクラスに似たような境遇の子がいるなんてのも。, 筆者が思うに、こういった家庭の環境があまり良くないっていうのは大人になってからも性格として表れることが多いですよね。なんでわかるかって筆者もそのような感じだからです。, 愛子ちゃんはプンプンを誘って二人で夏休みに鹿児島へいこうと誘います。鹿児島にはおじさんがおり、医者でもあり宗教にもハマっていないからと。, それほど愛子ちゃんは母親と自身の境遇から抜け出したかったのです。こんな辛い思いをしながら小学校時代を過ごしたら性格も歪んでいくのも納得です。, 二人は小学生の気まずい雰囲気のまま中学生になります。愛子ちゃんはプンプンと同じバトミントン部のイケメン爽やか矢口先輩と付き合います。, プンプンは自分なんかよりやっぱりカッコ良くて人気な矢口先輩といるのが幸せそうだと自分の気持ちを押さえつけて納得しようとします。, しかし、ある時に愛子ちゃんと偶然、話をするタイミングが訪れます。そこで彼女は言うのです。, 矢口先輩は周りにも恵まれてキラキラしている。辛い環境で過ごしている私とはやっぱり価値観が合わないと。, この辺の演出が思春期の男女をよく表現していてとても良かったです。中学生の男子なんて頭の中は女の子でいっぱいです。やましいことに。, しかし女性の成長は早いというか、愛子ちゃんは既に達観しており、言うことも真理をズバリと突いてきます。, 結局、愛子ちゃんは矢口先輩とも別れ、プンプンと愛子ちゃんは疎遠のまま中学を卒業します。, なんと、自動車教習所でプンプンと再会します。最初はお互いを偽って会う二人ですが、(愛子ちゃんはプンプンにモデルをしていると嘘をついていた)3回目のデート?で本当の姿をうちあけます。, 愛子ちゃんの誘いを断った呪いにかかっていたプンプンはずっと愛子ちゃんを引きずりまくって生きてきました。, 家庭環境が複雑だとこういった思考が強くなると思います。求める癖に与えたり信頼することは非常に苦手である状態。, 恋愛観もいわゆる「重い女」といった感じ。プンプンには今度裏切ったら殺すからとまで言っていますからね。, しかし彼女はプンプンにとにかくべったりです。プンプンのことが大好きで一緒にいるときは少女のようにはしゃぎます。, 存在自体がとても儚く見えます。力強く抱きしめた壊れてしまうのではないかと思ってしまうほど。, 筆者はいわゆる陰の者よりな気質を持ちつつ陽キャなメンツにも囲まれた環境で育ったため、非常にプンプンと考え方や価値観が似ている部分があります。, 彼女はただただ一途です。小学生のときプンプンと両思いと知ったあの日から、ずっとプンプンを思い続けていたのです。, たったひとりの人でもいいから完全にわかりあいたい、もしその夢が叶うならわたしはその瞬間に死んでも構わないと語った愛子ちゃん。自殺する前、君と両思いになる夢がちゃんと叶った、こんな幸せなことってあるかな?と語った愛子ちゃん。, 両思いだとしてもそんな気持ちがいつか終わってしまうのではないか、壊れてしまうのではないか。, そんな恐怖もあったと思います。だからこそ彼女が死を選んだ気持ちも非常に納得できます。, そんな作品ですが愛子ちゃんを見ていると癒される部分があります。大人になると欲など、綺麗な気持ちだけで生きていけない時があります。自分にも他人にも。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ぐっくんです!約5年ほどアパレル業界→エンジニアに転職 ツイッターを筆頭にネット上ではものすごい反響が巻き起こっていますね。 少年の成長譚は、決して爽やかなだけじゃない…。『ソラニン』の作者が送る名作鬱漫画『おやすみプンプン』をネタバレ考察。かなりの鬱展開で有名な一方、リアルで奥深い描写が心に刺さるとの意見も多いこの作品は、名作として語り継がれています。無料立ち読み付きなので、気になった方はぜひ読んでみてください!, 普通の街のどこにでもいそうな主人公の少年「プンプン」の波乱に満ちた半生を描いた作品です。 その中から主要なキャラクターを紹介していきます。, 本作の主人公。プン山(小野寺)プンプン。ぷんやま(おのでら)ぷんぷん。 おやすみプンプンの最後の結末を読んだ時の衝撃が未だに忘れられない件 マンガ考察 2019.06.05 2019.08.10 きもやん ツイート サンドロビッチ・ヤバ子原作、だろめおん作画の「ケンガンアシュラ」。 おやすみプンプンが大好きな人も、何となく良かったな、という人も、よく分からなかったな、という人も、もし私の記事に出会ってくれたのでしたら、ひとつの縁ということで、私なりの考察を楽しんで頂けたらと思います。 プンプンと同じようにヒヨコのような姿で描かれているが、目元のまつ毛、口紅、突き出た胸などが特徴的。プンプンパパと夫婦喧嘩をした際にに怪我をしてしまい、それがきっかけでプンプンパパと離婚する。自己中心的でヒステリックな言動が目立ち、酒乱の気がある。その反面寂しがりで涙もろい。 今回はそんな秋山楓の詳細をまとめました! 少年の成長譚は、決して爽やかなだけじゃない…。『ソラニン』の作者が送る名作鬱漫画『おやすみプンプン』をネタバレ考察。 かなりの鬱展開で有名な一方、リアルで奥深い描写が心に刺さるとの意見も多いこの作品は、名作として語り継がれています。 物語の開始時点では小学5年生の少年本来は普通の少年の姿だが、ヒヨコのような姿で描かれている。両親が離婚後は母親に引き取られ、苗字が母親の旧姓「小野寺」となる。 ... 若者から絶大な支持を誇る漫画家「浅野いにお」。 プンプンとの関係は冷めている。, プンプンの4年先輩の女性。物語の中盤から登場する。 原作を知らない方はどんな人物かそこまで知らないと思います。 3年前の8月31日。突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、この世界は終わりを迎えるかにみえた——その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。小山門出(こやまかどで)、中川凰蘭(なかがわおう…, ◆恋というには強かで打算というにはあまりに脆い......浅野いにおが描く、身勝手で切実な十四歳の青春。待望の最新作!◆海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。…, 浅野いにお、衝撃の新境地へ−−ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、残酷なまでの“空虚感”だった。大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに縋り始める日々———漂流する魂が着地し…, あてもなく大学を中退してしまったバンドの女性ボーカリスト、ひどいいじめを受けている小学生の女の子とカラスの姿をした死に神、組の金に手をつけて逃走中の暴力団員と女子高生、バンドをやめて普通のサラリーマンになった青年…。心に不安や不満を抱えながらも、い…, こんな作品はもう描けないと思います浅野いにお 「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交差する。子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生......あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。, ▼無題▼夜明け前▼アルファルファ▼日曜、午後、六時半。(夏の思い出/ア ガール イン ブリリアント ワールド オブ ア ボーイズ デイドリーム/帰宅)▼超妄想A子の日常と憂鬱▼休日の過ごし方▼17▼素晴らしい世界▼東京▼世界の終わり▼時空大戦スネー…, 駆け出しの漫画家・野津は、自分の描く漫画に行き詰まりを感じていた。そして、締切が迫っているにも関わらず、学生時代の友人たち(全員フリーター)とついつい夜遊びしてしまう始末。そんなある日、野津は、彼女のさよちゃんと一緒に“ひかりのまち”と呼ばれる新興…, 暗黒に挑む、平成末期型異世界冒険譚世界を闇へと導く「暗黒」の王。種族も、姿形も異なる勇者たちが、怒り、憎しみ、悲しみ、恨み、嫉み、dis、炎上を乗り越えてその討伐に挑むが…?全ページカラー! 鬼才が描き出す、平成末期型異世界冒険譚、開幕!. 「……ねぇ、プンプン……もし、約束、やぶったら…プンプンがもし、またあたしを裏切ったら…今度は殺すから」 | 芽衣子さんと種田くん。付き合って6年目、同棲して1年。この国で芽が出たばかりのボクらは、いったいどんな花を咲かせるの…? 限りなく不透明なイマを生きる、僕らの青春狂奏曲!! ダメリーマンの山下一夫は、企業同士が闘技者の闘いでビジネスを決める裏の格闘技の世界「拳願試合(けんがんじあい)」の存在を知る。 プンプンから告白され仲良くなっていくが、プンプンが自分だけをずっと好きで絶対的な味方でいる事、嘘をつかない事などを念入りに要求し、プンプンに恐怖心を抱かせてしまう。 様々な登場人物との関わりの中で変化していく主人公のプンプンの感情、またプンプンとは関係なく登場人物たち自身の人生の中で変化していく感情。悩みながら必死になったり、泥沼にハマったり、流されたり、悩まずにはいれないけど、それでも時が進んでいく。 「たった一人でいいから、頭のてっぺんからつま先まで1ミリの間違いもないくらい……完全にわかり合いたい。その人と二人きりになれるなら、他には何もいらない。もし、その夢がかなうなら、あたしはその瞬間に死んでもいい。」 あらすじの主軸はこう(『プンプン』は主軸となる話のシークエンスの他に、主軸とはかかわりのない話が挿入されて� 漫画やアニメ、音楽が好き。, https://twitter.com/kibutorijanai/status/1243280423771226112?s=20, https://twitter.com/chanchan0902031/status/1223408130005979136?s=20. 最終巻を読み終えて、この物語が様々な属性を持っていることに驚く。 青春群像劇であり、ロードムービーであり、ファムファタルの話であり、クライム・ストーリーでもある。 しかし、ラストを見ると、やはりプンプンという青年の成長の物語なのだと思った。 デジタルカメラで撮った風景写真を直接ペンでなぞったりphotoshop等の画像加工ソフトを駆使して作成しているそうです。 引っ込み思案の内気な少年で、思春期を経て鬱々と悩むことが多くなっていく。周囲の友達などとは普通に交流しており、男性アイドルの「ジョニーズ」系と言われたり、描きかけの似顔絵から、本来の姿イケメンではないかという説がある。 下記... 本日、漫画大賞2020年が発表され、大賞は山口つばさによる「ブルーピリオド」に決まりました! 抽象的な姿をしたプンプンと精密でリアルな背景のバランスが素晴らしいです。, この作品のヒロインでプンプンの初恋の相手、愛子ちゃん。 母親が宗教法人コスモさん健康センターの熱狂的な信者など、家庭環境が複雑でとても苦労しており、愛情に飢えた女の子です。 プンプンと愛子ちゃん、織姫と彦星の話に、さっちゃんが加わって三角関係になる。 プンプンが途中(11巻)で角が生えたのも悪魔ってわけじゃなくて、彦星は牽牛星とも呼ばれるので、牛のイメージなんですよ。 『おやすみプンプン』11巻より 自分と他者の感情の変化がしっかり描かれていて、読んでいると主人公のプンプンや作中の登場人物につい感情移入してしまいます。, 浅野いにおさんの作品の特徴といえば、細かく書き込まれたリアルな背景。 この作品の大きな特徴は、主人公である「プンプン」やその家族と親戚のみ“ヒヨコ”のような姿で描かれていて、名前に加え、高い描写力の情景や周りの登場人物などから浮いた存在になっているとこ。それに加え、コラージュ的な表現を作品内で用いたり、一部の登場人物に話の進行とは無関係な奇行を描いたりと、実験的なシュルレアリスム表現が随所にみられるのが特徴です。, ある日のこと、小学5年生のプンプンはクラスにやってきた練馬区からの転入生・田中愛子に一目惚れする。愛子ちゃんに告白し距離も縮まり仲良くなるが、徐々に愛子ちゃんの愛情や交わした約束の重さに戸惑い始める。また、プンプンの家庭では両親の夫婦喧嘩から暴力事件に発展し離婚に至ってしまう。それがきっかけで母と叔父と暮らすことになり名前も小野寺プンプンに変わる。

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