©2020 ADVENTURE inc. All rights reserved. 公式・関連サイトURL:http://www.trmkt.com/. クウェートの男女が上手にセパレートされた世界では、私は女性の世界に入り込むしかない。食堂(カフェテリア)とバスの待合室は男女別であり、図書館の座席すらそうなのだ。こちらに来て1週間ほど経つが、私は未だに戸惑いを感じつつある。男女をセパレートしない社会で生きてきた人間はその境界に漂うか、どちらかに迎合するかしかない。, だから、クウェートで男性に接する機会は少ない。その分たくさんの女性に出会った。私が暮らしているのも女子寮だ。, クウェート人女性(他の湾岸諸国やアラブ諸国の出身者も含めて)の多くはへジャブで髪の毛を隠し、アバヤで全身を隠し、場合によってはニカーブで顔のほとんどを隠している。いずれも黒で統一されているので、クウェート大学の女子用カフェテリアでは黒ずくめの女性たちを目にすることになる。, 彼女たちをよく観察すると、かなり派手な化粧をしブランドものを持ち歩いている。豪華な指輪をはめ高級そうなサングラスをかけている人も目立つ。, アラブ人は元々彫りの深い派手な顔立ちだが、さらに眉をくっきりと際立たせ、アイラインをかなり太くはっきりと引き、おそらくファンデーションも相当塗っているのだろう、肌をかなり綺麗に見せている。彼女たちが歩いたあとは、やたらと化粧の匂いが立ちこめる。, 湾岸諸国は豊かだとはよく言ったものだが、クウェート大学の女子学生はブランドものの小さなハンドバッグを持ち、教科書などは手で持ち歩いている。トートバッグか何かに入れた方が効率が良いのではないだろうか。クウェートは車社会なので、彼女たちはその格好のまま自分の車を運転して通学する。寮に住むためにバスで通学する人も多い。. 住所:Jabriya Block 12 Street 1, Kuwait City, Kuwait 定番の旅行ガイド、「地球の歩き方」でもクウェートに関する情報は少ない。もはやカラーではなく3色刷り扱いだ。けれども、よく見れば実に魅力が詰まった場所であり、歴史もある。, アラブ首長国連邦やカタールといった他の石油産油国とは違う、クウェートならではの雰囲気や建物がある。, クウェート観光といえば、ここはマストだろう。1979年に建設されたクウェート・タワー。近未来的かつ摩訶不思議な形をしているが、やっていることはかなり実用的である。間違っても単なる不可思議なオブジェにとどまらない。, クウェート・タワーは3本の塔から成っている。一番高い塔は187メートルにもなり、レストランが入っており、給水塔の役目も果たしている。針のような塔には、電力供給を制御する機器が収められている。一応は市民の暮らしに貢献しているわけだ。, 上空120メートルからクウェート市内を見渡せる展望台がある。どこぞの高層レストランのごとく、自動で回転し、30分で1回転する展望台になっている。どう見てもそんな機能はいらないと思うが・・・, クウェート・タワーはビーチやレストランが充実した海岸沿いにある。10月から3月の冬季であれば、海沿いを歩いて散策するのもよいだろう。, クウェート国内最大級のモスク。非イスラム教徒向けのツアーが、毎日(金土をのぞく)9時もしくは17時から1時間ほど実施されている。警備員もいるため、それ以外の時間に入ることは難しいだろう。, クウェートのグランド・モスクでは、木材やステンドグラスなどが使われており、ゆったりとした落ち着いた空間を醸し出している。その美しさは必見だ。, このファティマ・モスクは正式な観光スポットとは認定されていない。けれども、この奇怪な形に興味を抱かずにはいられないだろう。このプリン型の建物は一体何なのか。, 実はこれもモスク。これまで中東諸国で多くのモスクを見てきたが、こんな形は初めてだ。, 不思議な形といい、内装といい一見する価値あるだろう。グランド・モスクは常に警備員がいて容易には入れないが、こちらであればすっと入ることができる。もちろんイスラム教徒の礼拝時間帯以外に限るが。個人的には人気が少ない朝の時間帯をおすすめする。, 砂漠の国で魚?と思われるかもしれないが、クウェートはアラビア湾に面し、かつては漁業も盛んだった。スーク・シャルク近くにあるフィッシュ・マーケットは多くの人でにぎわい、活気あふれる場所だ。, スーク・アル・ムバラキヤは1つのスークかと思いきや、30以上の名前の異なるスークが集結している場所だ。同じ湾岸諸国のバーレーンのマナマやドバイのスークと同様のものかと思いきやいい意味で期待を裏切ってくれる。インドテイストのカラフルな子ども服や、食器、パジャマ、香水、野菜などとにかく日常で必要なものが売られている。お土産を購入するにも都合がいいだろう。, 金曜日は街中がゴーストタウンのようになっていたが、この場所だけは賑わっていた。アラブ料理レストランなども数多く集まっているので、買い物も食事もここで済ますことができる。, クウェートで密かな人気スポットになっているのが、このミラー・ハウス。イタリア生まれの女性アーティストが、手作業で作り上げた「作品」である。訪問するにはアポが必要。アポは公式サイトから取れる。訪問するとアーティストの女性自身が1~2時間ほどガイドをしてくれる。, 残念ながら私がアポを取った時は、一時閉鎖中だったので訪問は叶わなかった。この場所を知った時、江戸川乱歩の「鏡地獄」という話を思い出した。乱歩ファンとしては、「鏡地獄」に類する場所はぜひとも訪れたかったが・・・, 1990年のイラクによる侵攻が発端となり、翌年から始まった多国籍軍とイラク軍による湾岸戦争。イラク軍とクウェート軍が激しい戦闘を繰り広げた場所が、今でも残っている。クウェート・シティから車で30分ほどのアル・クレイン地区にある、「アル・クレイン殉教者博物館」だ。, 戦闘が発生したのは、イラク軍撤退宣言が発せられる2日前の、1991年2月24日のことであった。10時間にも及ぶ戦闘で、戦闘に参加した19名のクウェート軍兵士のうち12名が命を落とした。その中には当時21歳の若者もいた。, 戦闘があった場所をそのまま博物館として残している。建物の中には殉教したクウェート軍兵士の写真や、当時使われた武器が展示されているコーナーがある。, グッチやプラダをはじめとする高級ブランドからギャップ、ザラなどカジュアルブランドなどがコンパクトにそろったモール。よくありがちな商業モールかと思いきや、その作りに注目されたい。, 木や緑を基調としており、落ち着いた雰囲気を醸し出している。またフードコートやカフェでも緑がふんだんに取り入れられ、まるで砂漠のオアシスにいるようである。優雅にお茶をする湾岸のアラブ人たちの姿が見れる。, 午前中は比較的空いている。アラブ人は夜になると活発になるため、込み始めるのは夕方以降。, モール内の壁に描かれていたアラビア語のグラフィティアート。左側に描かれているのはクウェートの首長, クウェートに行くならばぜひとも訪れたかったのが、クウェート・ハウスである。1990年に起こったイラク侵攻の様子を生々しく伝える価値ある博物館だった。, しかし、政府開発プロジェクトにより立ち退きを迫られて、今は亡きものとなってしまった・・・, イスラーム教の国ならではのビジネスタイムには注意しておきたい。イスラーム教の休日である金曜日の午前中は、ほとんどの店や観光スポットは閉まっている。中には夕方から開くものもあるが、金曜日は全日休みという場所もある。, また平日であっても、12時半からは昼休みに入り、16時半から再びオープンというのが一般的なタイミングだ。出かける際にはあらかじめオープン時間をチェックしておいた方がよいだろう。, クウェート市内は小さい。日帰りでも十分にクウェートの観光スポットを見て回れる。観光地としては有名ではないものの、湾岸危機の歴史や湾岸の産油国の違いを知るには興味深い場所である。, 普通の日本人がムスリム女性と暮らしてみたらどうなる?「次にくるマンガ大賞」や「このマンガがすごい!」などでも取り上げられた話題の漫画「サトコとナダ」。, 中東・イスラームを探求する人。学生時代にイスラエル、パレスチナに留学。その後、社内でたった1人の日本人として40ヶ国以上の国の同僚たちと働きながらドバイで4年半暮らす。一身上の都合で、どういうわけかイスラーム教徒になる。本格的に中東探検を行うため、ドバイでの会社員生活に終止符をうつ。会社員時代まで筋金入りのインドア派であったが、ランニングと登山を始め、日本人で初めてソマリアでのマラソン大会に出場。 著書「ソマリアを旅する アフリカの角の果てへ」, 文化 歴史 食べ物 アラブ首長国連邦 イエメン イスラエル イラク イラン オマーン クウェート サウジアラビア メッカ ソマリア ソマリランド パレスチナ バーレーン ヨルダン レバノン, おすすめ本 ドバイで働く ドバイの暮らし 内向型の受難 海外から見た日本 海外生活は辛いよ 英語の壁. クウェート(中近東)で観光するならトリップアドバイザーで口コミ、写真、ランキングをチェック!クウェートにある303 件の観光名所を、10,802 件の口コミ、写真を地図と共にご紹介しています。 クウェート シティ観光の口コミを集めました!クウェート シティのグルメ、The Avenuesなどの観光スポット、季節ごとのイベント、クウェート シティ観光のモデルコース、人気スポットを一挙公開!クウェート シティのホテル、入場券、レストラン予約はトリップアドバイザーで一括管理! © 2020 進め!中東探検隊 All rights reserved. 気をつけたいのが観光に行くシーズン。アラビア半島の国一般に通ずることだが、6月から9月は避けるべし。日中の気温が50度近くなることもある。暑いけどなんとか外で活動できる、という日本の夏と全く異なることを肝に銘じておきたい。 クウェートの夏はとにかく暑い。10分すら外にいられない。もはや外出禁止令を出してもいいぐらいのレベルである。車で移動する分には問題ないが、トラウマになるのでできれば避けたいクウェートの夏である。 全部で三本ある塔の中で一番高い塔は187mで、123m地点には30分かけてぐるっと一回転する球形展望台があります。その下にある球形は上部がレストランで、下部が給水塔になっています。二番目に高い塔は給水塔、三番目の針だけの塔はクウェート郊外へ電力を供給する役割を担っています。展望台からはクウェート湾やクウェートの市街が一望できるので、滞在中に一度は訪れたいスポットです。なお、売店にはおきまりのミニチュア展望台も売っているので、ちょっと面白いお土産にピッタリ。 photo@ブルジュハリファ ブルジュハリファは、ドバイにある世界一高いビルでその高さは828m、206階建てとなっています◎1階から39階まではアルマーニ・ホテルが入っており、その上にはレストランやオフィス、住居などがあります。 展望台は124階に屋外展望台があり、屋内展望台は156階から… タワーを降りた後は、海岸沿いにあるプロムナードをブラブラとお散歩しながらの観光もいいですね。, 名称:クウェートタワー 住所:Arabian Gulf Avenue,Sharq District, Kuwait City 湾岸危機の際に一時、イラク占領下に置かれたクウェート、とそれだけ聞くと物騒な印象を抱きますが、実際は平和な国なのです。まだまだ観光地化していない分、これからの展開が期待されるクウェートの見どころを紹介しましょう。 イスラム文化に関するコレクションも多岐に渡っていて、とっても興味深い物ばかり。陶器やガラス細工、各国のコスチュームやカリグラフィと呼ばれるアラビア書道に関するコレクションなど、時間がいくらあっても足りないかもしれません。写真撮影OKなのも嬉しい博物館ですね。ぜひ観光してみてください。, 名称:Tareq rajab museum 中東クウェートの治安情報ー比較的安全ですが女性は特に注意が必要 11,988 views アラビア半島のクウェート観光で行っておきたい観光スポット5選! 事前に予約をすれば無料で内部をツアー見学する事ができ、モスクの成り立ちやイスラム教についての興味深い話を聞くことができます。イスラム諸国では信者しか入れないモスクが多いので、一般の人が観光できるこのチャンスを逃す手はないですよね。女性の方には髪を覆うスカーフやアバヤというゆったりした服を貸してくれるので、服装の心配もいりません。なお、見学ツアーは金曜日と土曜日はお休みなのでご注意を。, クウェートのランドマーク的な存在なのが、クウェートのお札にもデザインされている「クウェートタワー」。丸いお団子に串を刺したかのような独特のデザインが目を惹きます。 アラビア半島の付け根にあり、イラクと隣接しているクウェートは、四国とほぼ同じサイズの小さな国。言わずと知れたオイルマネーで潤うお金持ちの国で、クウェートの街には多くの高層ビルや巨大ショッピングセンターが増え続けています。観光資源はそんなに多くはないものの、リッチな国ならではの人々の暮らしぶりや街並みを見るのは楽しいですよ! 公式・関連サイトURL:http://www.kuwaittowers.com/, 高級住宅街にある可愛らしいこの美術館はクウェート人のタレク・ラジャブ氏の個人コレクションを展示している施設で、1980年にオープンしました。タレク氏は芸術と考古学の勉強にイギリスに行き、そこで世界の民族文化に興味を覚え、工芸品や美術品の収集を始めました。その後、世界中を旅しながら収集を増やし、その数はなんと30000点以上! クウェートの男女が上手にセパレートされた世界では、私は女性の世界に入り込むしかない。食堂(カフェテリア)とバスの待合室は男女別であり、図書館の座席すらそうなのだ。こちらに来て1週間ほど経つが、私は未だに戸惑いを感じつつある。 クウェート観光といえば、ここはマストだろう。1979年に建設されたクウェート・タワー。近未来的かつ摩訶不思議な形をしているが、やっていることはかなり実用的である。間違っても単なる不可思議なオブジェにとどまらない。 クウェート・タワーは3本の塔から成っている。一番高い塔は187メートルにもなり、レストランが入っており、給水塔の役目も果たしている。針のような塔には、電力供給を制御する機器が収められて … 1990年のイラクによるクウェート侵攻のイメージがまだ強いかも知れませんが、街は復興を遂げていて治安は良好です。クウェートを訪れるなら是非ここへ!という観光スポットを、5ヵ所厳選してお届けします。, イスラム教では一日五回の礼拝は何よりも大切です。このクウェートのグランドモスクは一度に1万人が礼拝できるという巨大モスクで、中に入るとまず目を奪われるのがその広さとゴージャスなシャンデリア。まばゆいばかりの金の装飾に、手の込んだ壁の細工や高価な絨毯と、「さすがはリッチな国!」と実感することでしょう。

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